カースティン・ダンストの過去の出演作に『チアーズ！』ってのがある。チアリーディング選手権の映画なのだが、自分たちのチアの振り付けが盗作とわかって、そこから新しい振り付けを考えたりするすポコン映画である。

その振り付けを盗んでいた、元キャプテン・・・、赤毛なんですよ・・・。

この映画、『スパイダーマン』でカースティンは赤毛なんですよ・・・。なんかつながりあるのかなぁ？（笑）

最初デフォーが自分の体で実験するシーン。もう一人の博士は口では「やめろ」と言っているのに、なぜかきちんとデフォーを手伝っている・・・。なぜ？う〜ん、矛盾。。

そういえば吹き替えで見たのですが、あの実験の時（ゴブリンが初登場で、悪趣味な衣装でいきなり円盤（？）にのってくるシーン）、そこに来た軍隊の偉そうな奴の口から「スーパーサイヤ人だかなんだかしらんが・・・」系の台詞が・・・。

アメコミ・・だよね？この作品。。。

ラストの戦いもなんかちと陳腐。。。

けどゴブリンの「欲望」の塊的キャラはすんごいいい味出してたかな・・。これから異常心理に繋がって・・・『アメリカン・サイコ』？？（爆笑）

結構デフォーは超絶妙なキャスティングだね。

主役のトビー・マグワイアも最初はいい味だしてたのに、スパイダーマンの能力を使いこなせるようになってくると、笑わせる数も減ってきて、かなり残念。カースティン・ダンストは雨に濡れていやらしいし（爆）、ラストじゃ『パールハーバー』のイブリン並みの尻軽女ぶりを披露・・・。やめろ！君はそんなキャラじゃないはずだ！って言いたいけど・・・、実際のトコきになり・・（＾＾；

あのラスト、デフォーが自分の円盤に串刺しになるシーン。あれ絶対股間に刺さってるよね・・・。もしかしてうけ狙い？うけ狙いなら、、、あそこで「あうー！」って叫んだら爆笑してるけど（笑）

この作品は続編を意識しているのかな？ラストで「スパイダーマンを許さない」みたいなこと言ってるけど、続編の敵は親友なのか？アメコミって相当ヒドイんだな・・・。

こてこてのヒーローの活躍描いて、敵は友達の父親、そして殺されるキャラは主人公の大切な人。そしてあの橋の上の決闘なんて、「ケーブルカーとＭＪどっちだ？」って言ってるけど、よくあるパターン。

『Ｘ−ＭＥＮ』といい『スパイダーマン』といい、どうやらアメコミの世界観はついていけるのといけないのがあるらしい（＾＾；

『ブレイド』は傑作だったのに・・・。

この作品は結局映像ばっか意識して結果的にストーリーはちゃらけていて、陳腐。殺したいだけ殺して、「子供が見る作品」を「ＰＧー12」作品に仕立て上げる始末。ついでに美人＝尻軽ってことを子供に教育したあげくの果てに、親友と主人公を憎み合わせて、殺し合いをさせる。

あげくのはてには●●戦隊っぽいゴブリン・・・。これじゃ日本でうけないって・・・。まぁアメコミなんだから別に日本まで視野に入れてないとは思うけど・・・・。

この作品がヒットするアメリカって、面白い国だなぁ・・・。

そこだ！やっちまえデフォー！

ついでにさぁ、ここまで続編意識した作品にしておいて、続編に期待できない作品って何？いやいや、この終わり方だと続編は絶対親友同士の悲しい殺し合いだな・・・。また殺すのか？親友の父親みたいに・・・・。

映像・・・5☆☆☆☆☆（ＮＹでよくあれだけロケできるなぁ・・・）　音楽・・・3☆☆☆　カースティンの色気・・・5☆☆☆☆☆

総合・・・1☆