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[コメント] 「女の小箱」より 夫が見た(1964/日)

ぶつかり合う男性原理と女性原理!あるいは「女として一人前である」という事
ボイス母

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ヤサグレ男の純愛物語。 おぉーっとお!!しょっぱなから若尾文子のフェロモン光線大全開大会。 「一体、この話はドコへ向かうのか?」「社会派?」「現代人を冷笑するブラック・コメディ?」「サスペンス?」 ハラハラしながら見守ると、ナント着地点は「純愛モノ」であった!

ドロドロずたずたの欲望物語の果てに、増村保造は「愛のユートピア」をかいま見せてくれる。 血まみれの純情。

「この生きている今、という一瞬のために、全ては」

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (6 人)ぽんしゅう[*] はしぼそがらす[*] 若尾好き[*] トシ torinoshield[*] ピロちゃんきゅ〜[*]

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