★5 | コーエン・ロジック。 [review] (町田) | [投票(20)] |
★5 | ここはわけのわからないことだらけだ。言葉なんかじゃ言い尽くせない。だから後悔しないことだ。床屋もクリーニング屋も警官も弁護士も医者もデパート経営者も映画監督も作曲家も、皆いつか、そこにいなかった男になるのだから。 [review] (ろびんますく) | [投票(11)] |
★5 | 声に出さずじまい、胸のうちでの独り言。そういえば、私も心の中ではおしゃべりだわ。2003.3.10 [review] (鵜 白 舞) | [投票(5)] |
★5 | そこにいなかった男ねえ・・。こんな微妙なテーマを、よくまあ分かりやすく、しかも、面白い映画にしたもんですねー。ただただ感心。自分の中ではちゃんと考えているつもりで、じつは、なにも選択していない=つまり生きていない。こういう人っているよなー。自分の中にも居るし・・。怖いけど滑稽で哀しい。 (エピキュリアン) | [投票(5)] |
★5 | エンド・クレジットが始まった瞬間、感嘆の溜息を大きくひとつ吐いて身震いをした。感涙を誘う映画はたくさんあるが、こんな映画は、そう多くはない。(02.07.02@梅田ガーデンシネマ) (movableinferno) | [投票(4)] |
★5 | 達観に至る半歩手前のうつろい。 [review] (ざいあす) | [投票(3)] |
★5 | 人生髪の毛のように... [review] (ゆ〜ゆ〜) | [投票(3)] |
★5 | その言葉と映像はあまりにも美しく儚く、私の心は映画のなかに取り残されたまま・・・。(2002/12) [review] (秦野さくら) | [投票(2)] |
★5 | それが真実であるかどうかは問題ではない。相手の心に伝われば、それが真実。 [review] (たわば) | [投票(1)] |
★5 | エドと観客を分かつモノクロの壁。 [review] (鯖) | [投票(1)] |
★5 | あのコーエン兄弟が不条理な匂いさえ漂う犯罪劇をモノクロ画面で描いたのだ。何をか言わん哉!…ビリー・ボブ・ソーントンの寡黙な演技。美しいピアノの旋律。そして真っ白の部屋の衝撃…全てが完璧である。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(1)] |
★5 | わたしの心とはうらはらに、人はわたしを想ってくれる。それが愛であれ、憎しみであれ、信頼であれ、同情であれ。そしてわたしがからっぽだとしても。わたしというものがそこになくても。 (ハシヤ) | [投票(1)] |
★5 | 果たして、彼にとって妻とは如何なる存在だったのか?観終わってしばらくたった今も、ずっとそのことを考えています。 (モン) | [投票(1)] |
★5 | 僕の心にストライク!素晴らしい映画です!コーエン兄弟のマッタリと濃厚な映像美がモノクロの画に映えているし、一人一人で映画一本撮れるくらいの魅力的なキャラクター。コーエン兄弟のこれまでの作品の集大成を観た気がした。 (Curryrice) | [投票(1)] |
★5 | 二転三転するどころか、床屋に誰かがやって来る度に、エドの前に新たな誰かが現れる度に、ストーリーはあらぬ方向へと転がっていく。ところが、終着点は予定されたかのように見事。予備知識を一切入れずに観てほしい秀作。ゆったりと流れる時間が、映画の良さを改めて教えてくれる。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★5 | 邦題に問題あり。 [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | 僕もおしゃべりは嫌いだ [review] (Manchester United) | [投票] |
★5 | 魂の終焉に気付かずにしばらく伸びつづける、髪。 [review] (づん) | [投票] |
★5 | 人生こんなもんだよ。 これってコーエン映画の共通項 (ドルビー) | [投票] |
★5 | 御託はいい。しかし何より、私の頬を伝う、この涙の意味は深い。 (never been better) | [投票] |
★5 | かっこつけたいだけで必然性もなくモノクロにしてる作品も多いなかで、さすがにコーエン。そういうのとは一線を画してますね。 (ガラマサどん) | [投票] |
★4 | ビリー・ボブ・ソーントンの風情が圧倒的に素晴らしい。このエド・クレインというキャラクターの造型は映画史上に類例の無いものだろう。聡明さと馬鹿らしさ。寡黙と饒舌。複雑さと単純さ。ヒロイズムとアンチヒロイズム。とても格好良く同時にとても格好悪い。そして何よりもとても愛おしい。 [review] (ゑぎ) | [投票(12)] |
★4 | くだらない日常会話の意味 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(7)] |
★4 | 「間がさす」善人に訪れる悪夢。自分が導いた試練を淡々と受け入れていく男。その良心と卑怯さが白黒の画面で強烈な説得力を持つ本当に恐い映画だ。そして最近少なくなった煙草がおいしそうな映画。 (kaki) | [投票(7)] |
★4 | 若いナオン(死語)のそれと違い、オッサンの「自分探し」に対しては絶望的なまでに冷たい映画界。ましてアンタ、狂言回しはコーエン兄弟・・・ [review] (はしぼそがらす) | [投票(6)] |
★4 | 皮肉屋兄弟が綴る人生の物語 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(6)] |
★4 | 巻き込まれサスペンスの緊張感が絶えず漂いながら、自身の数奇な運命を客観的に眺めているかのような突き放しっぷり。そのバランスが妙味で、モノクロ映像に差し込む光線や揺蕩う紫煙が美しい。 [review] (緑雨) | [投票(5)] |
★4 | 知性の荒廃?ネタバレ度高いです→ [review] (ぱーこ) | [投票(5)] |
★4 | なんという暗黒、暗闇、ノワール。よって白黒が正解。生真面目な仕掛け・伏線が鑑賞記憶に既視感をうむ。全体に漂う、もったりと重い空気のおかげで、ユーモアにもマスタードのような刺激が忍ぶ。 (カフカのすあま) | [投票(5)] |
★4 | コーエン兄弟によるフィルム・ノワール講座。あまりにも模範的なので面白味は少ない気もするけれど、アメリカン・ドリームの敗残者と、ありふれた日常生活を踏み外したことから転がり落ちる深淵を、端正に描いた手並みには感心。 [review] (OK) | [投票(4)] |
★4 | 生きることとは錯覚の繰り返しなんだよ。と、またコーエンの斜めから見た不思議な感覚でストーリーが進みますが、つき合わされる僕たちもいい迷惑だなんて思っちゃいます。 (セント) | [投票(3)] |
★4 | これまで《人生》と云う名の大河の流れに身を任せてきた男。彼が初めてひと漕ぎした先に待っていたのは、予想だにしなかった激流。それでも男は《真実》と《現実》の狭間で、流れに抗うことなく身を任せ続ける。 [review] (わさび) | [投票(3)] |
★4 | 人生半ばを生きている人々の、それまで積み重ねてきたものから生まれる、彼らなりの誠実な思想とそれぞれの生き様に、心を打たれないわけにはいかない。 (uyo) | [投票(3)] |
★4 | これは「言葉」をめぐる映画だ。それはビリー・ボブ・ソーントンのキャラクタのユニックさと無縁ではない。エド・クレインという「寡黙な男」を饒舌なモノローグによって造型していくという方法論。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 無明の「黒」を怖がるごく一般的な観客が、終幕部の数分で、否定も逃げ場もない悟りのような「白」を畏怖するその瞬間、彼は映画芸術の深奥を垣間見ている。映像として語られたすすり泣きのような祈りを全身を耳にして聞き漏らさないようにしよう。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★4 | 鑑賞中はソーントンの無表情に潜む深さを、鑑賞後は原題に潜む深さを味わおう。 (薪) | [投票(2)] |
★4 | 「いい曲だな。君が作ったのか?」「ベートーベンよ」 … ビリー・ジョエルじゃなかったのか!(心の声) [review] (ナム太郎) | [投票(1)] |
★4 | 床屋男 [review] (おーい粗茶) | [投票(1)] |
★4 | エドの魅力が薄まるにつれて、宇宙人がいつ出てくるのかと心待ちにしてた。人生って何が起こるかわからないし、何があってもおかしくないんですね。 [review] (らーふる当番) | [投票(1)] |
★4 | すべてが無言の中に。 (YUKA) | [投票(1)] |
★4 | 技巧派も熟練の境地に入ってきましたな。凄い安定感。技だけじゃなく味もある。しっかしタバコ吸わせすぎだろ。街中こいつの吸い殻で埋め尽されてるぞ…。第一、くわえタバコの散髪屋は許せん!顔面に灰が降って来たぞ!(←実体験) (埴猪口) | [投票(1)] |
★4 | 「虚に実あり、実に虚あり」、もしくは「沈黙は饒舌なり」。そんな感じ。 [review] (FreeSize) | [投票(1)] |
★4 | 瞬間は淡々と刻まれて行くのだ。私が泣こうが叫ぼうが、非情に、そして暖かく。 [review] (billy-ze-kick) | [投票(1)] |
★4 | 眠かった・・・ [review] (ゾラゾーラ) | [投票(1)] |
★4 | この男の疎外感を映し出すグレースケールとスローモーション、そして、ハサミの音。
コーエン・ブラザーズが放ったもう一つのアメリカン・ビューティー。 [review] (kazby) | [投票(1)] |
★4 | こんなに「疲れた顔」を堪能できる作品も珍しい (くろねずみ) | [投票(1)] |
★4 | 男の愚かさを突きつけられたようでつらい。でも映像が綺麗で目が離せない (dipod) | [投票] |
★4 | ベートベンの楽曲は旋律の繰り返しが多く、堂々巡りをしているかのような重たい閉塞感がある。まるで、どこかへ転がっていくかのようでいて、一向に先が開けないエド(ビリー・ボブ・ソーントン )の半生のように。煙草の煙に隠されたささやかながら頑な思い。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 馬鹿の一つ覚えのように煙草を吸う。馬鹿の一つ覚えのように「悲愴」を弾く。馬鹿の一つ覚えのように生きる。このまま行けば、特に問題は無いはず。だが、それでも。(カラー版鑑賞) (Lostie) | [投票] |
★4 | まず邦題が間違ってる。”The Man Who Wasn't There”がなんで床屋っていう名付けになってしまうんだよ。 [review] (t3b) | [投票] |