[コメント] 少林サッカー(2001/香港)
シンチーがシュートを決めるたびに自然に巻き起こる拍手と劇場内の一体感、観賞時の体験は未だかつてなく、そして今後も経験し得ないものだろう。
10年経ち再観賞しても、壁打ちシュート練習や兄弟たちがそれぞれの特技を生かしてパス回ししてシンチーが豪快にシュートを決めるあたりのテンポのよさと爽快な映像的迫力は損なわれていない。
一方、笑いの部分については、ベタとナンセンスの境界線を行ったり来たりする匙加減は相当に考え込み作られていると思うが、如何せん観客の予想を少しずつ裏切ることに依拠しているがため、初見時に受けたインパクトは半減するのは否定できない。
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