[コメント] アリ(2001/米)
再評価されるべき傑作。ウィル・スミスの「視線」の強靭さが持続力を生み150分飽きさせない。不勉強のためアリに関しては「めちゃくちゃボクシングが強い人」程度の知識しか持っていなかったのだが、本作を観る限り実にマイケル・マン的な「迷わず行動する」キャラクターで興味深い。
この監督の作品はこれまで6本鑑賞したが、いずれも車や電車、家、高層ビル等の一点の曇りもない「窓」が印象的に使われている。その「窓」から「海」が見えている場合も多々あり、マイケル・マンが「窓」を使って何かを表象しようとしているのは間違いない。
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