[コメント] ピンポン(2002/日)
この映画は眩しい。何が眩しいかというと、台詞でもなく、映像でもなく、音楽でもない。それはこの俳優達だ。このキャラクター達だ。今言った全てが光っていても、この俳優達の輝きが、より眩しい。 ペコは彼にしかできない。スマイルも彼にしかできない。ドラゴンもアクマもチャイナもコーチも太田キャプテンも彼にしかできない。 この黄金に光り輝く奇跡的に完璧な配役と、それぞれのキャラと俳優とのマッチは、何世紀経っても崩れることのないピラミッドみたいに頑丈で美しい。
とりあえずー みんなカッコイイんだよ!!!
ドラゴン中村獅童の背中を借りて飛ぶはずのペコ窪塚洋介は、ほんとに飛んじゃってしまった。今は獅童が羽ばたいてるよ。早く帰ってきてねヒーロー。 (04/11/18 TV)
以下、過去レビューです。掲載させていただきます。
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友達ん家でビデオを見ることにした。 『メビウス』、『アメリカン・スウィートハート』、『ピンポン』を借りた。とりあえず最初、ホラーを借りて二人で騒ぐつもりだったが、 「『死霊のはらわた』は?・・・あかん『死霊のしたたり』しかないわ。じゃ『サスペリア』は?ぎゃー!なにこれ恐そうやって〜〜!」 と、結局ホラーに決まったのは、以前なにかのビデオに収録されていたCMで面白そうだった『メビウス』になった。 そして一本目のそれで彼女はすやすやと眠りについた。 あたしは一人、『アメリカン〜』にとりかかった。 そして最後に『ピンポン』。これは友達のリクエストだった。だからあんまり期待せずに見た。 ラスト30分。涙がぱたぱたぱた・・・・・・ 最後まで横で元気よく眠っていた彼女は、次の朝、ちゃんと起きて最後まで見てくれました。 素晴らしい映画です。また面白い邦画に出会えました。 面食いの友達が「この子良さげ♪」と目をつけていたARATA。良かったです。というより、キャラ全てがすばらしかった。 あのあと二人の勝負がどうなったのか、本当はどうでも良くなった。ホントにこの映画に泣けて嬉しかった。 ただ、『ウォーターボーイズ』しかり、あたしが感激する邦画はスポ根物しかないのかな、とちょっと不安になった。
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