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[コメント] オースティン・パワーズ ゴールドメンバー(2002/米)

ストーリー自体の面白さは薄れたが、ますます下品になる下ネタと目一杯くだらないギャグがそれを補って余りある。
ざいあす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







カメオの人たちは、ここまで下品でくだらない映画に仕上がると承知で出演したんでしょうか?タイトルも「オースチん・P○SSY」なんて堂々と出てるし。

ストーリーは散漫。サイケデリック&ヒッピーな60年代テイストの様式美もない。しかし、これまでの実績を自己破壊するようにパワーアップされたセンスがすごい。とことん下品でとことんくだらない。それがとても痛快でした。

相手の言葉尻を捕らえてしつこくボケたり突っ込んだり、しまいにはホクロの毛まで執拗に笑いのめす。確信犯的に「悪意ある潔さ」が感じられる。

最後にドクター・イーブルがあんなことになって「悪のカリスマ・パワー」が無くなってしまったのが惜しい。自分の中では今でもNo.1キャラだったのに。次作は毛の薄くなった息子が継ぐんだろうか?それとも毛不憫・スペイシー?心配だ。

(評価:★4)

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