原作者の意向でハリソン・フォードからベン・アフレックに主役が交代したそうだが

ハリソン・フォードが演じてたら全然違う映画になっていたんだろうなぁ。

アメリカ大統領なんか、バシッと説得してしまうジャック・ライアン博士！（笑）

原作は上下巻1500ページもあるので２時間での映画化は最初から無謀。

『ロード・オブ・ザ・リング』を２時間で作るようなもんです。だから、冒頭イスラエルの

核弾頭が行方不明になるシーン、ほとんどの方は突っ込みを入れると思うが仕方がないかと。

ただ、アメリカに原爆を持ち込むシーンは丁寧に撮った方が、よりおもしろいと思うけど。

10年前、副長官だったライアンはペーペーに戻っているし、ジョン・クラーク（暗殺者

みたいな人）とも本作では初対面だったご様子。たぶん『トータル・フィアーズ』という１本

の作品でなく、過去の３本は無視してライアンシリーズのシリーズ１作目のつもりなのかな？

原爆の描写が甘いとの意見が多いですが、９１１テロの後の作品ですのであえて描写を甘く

したとの話です。原作のダイジェスト版としてもちとつらいけど、まあ２時間楽しめました。

楽しもうとこちらからしたのかもしれないけど。３点って事で。