特別な説明は必要無いだろう。開いた口が塞がらない面白さだった。こんなに凄いPart２は他に無い。

　個人的に特に好印象だったのは、Part１ではグロテスクな妖怪のイメージしかなかったゴラム（ゴクリ）が、Part２ではとても人間的になったこと。過去の悲惨な体験によって、ゴラムとなってしまったスミアゴルの哀しさが見事に表現されていたと思う。

　観終わった後、早くPart3が観たくなったことは言うまでもないが、最初にゴクリが登場し、ビルボとなぞかけをする「ホビットの冒険」も映像で観たくなってしまった。

　Part３の後で作って頂くというのは、無理な注文でしょうか？　ピーター・ジャクソン監督。