[コメント] 戦場のピアニスト(2002/英=独=仏=ポーランド) - 投票数順 (1/3) -
それであなたは誰に何をしたの? [review] (Myurakz) | [投票(28)] | |
ポランスキーが撮りたかったのはシュピルマンその人ではなく、シュピルマンの目を通して俯瞰的に捉えたワルシャワのホロコーストという歴史的事実そのものなのだろう。 [review] (よだか) | [投票(27)] | |
これは美談でもなければ、ハンカチを複数枚用意してゆかねばならぬ悲劇でもない。ピアノを弾くしか能のない男を極限状態におき、どこまで生き延びられるものかを冷静に観察する映画なのだ。 [review] (水那岐) | [投票(24)] | |
ピアニストはピアノで語れ。ポランスキーならではの「視点」。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(22)] | |
芸術なんてお金持ちの庇護がなければ成立しないってことは、歴史が語っている。戦時下のような極限状態では芸術家なんてボンクラもいいとこ。きっとポランスキーもシュピルマンも60年前は非力だったに違いない。だからこそ、彼らは〈見る〉ことに徹したのだ。しかし、 [review] (Linus) | [投票(20)] | |
リアリズムに徹すると映画はつまらなくなる…ということか。 [review] (緑雨) | [投票(17)] | |
戦争にドラマを求めてしまう平和ボケの退廃。 [review] (ざいあす) | [投票(14)] | |
監督は、ポーランド分割に始まる祖国の苦難の歴史をシュピルマンという男に仮託した。[錦糸町シネマ8楽天地3/SRD] [review] (Yasu) | [投票(9)] | |
戦争下ではその運だけがその人間の生き死にだけを左右する。 生きる人間はかくも浅ましく、生き意地汚く淡々と鼠の様に生き延びていく。 只それだけを見せつける戦争劇。 [review] (あき♪) | [投票(9)] | |
感動したけりゃ、作り話=『ライフ・イズ・ビューティフル』を観ればいい。 [review] (アルシュ) | [投票(8)] | |
この映画で感動は、したくない [review] (ちい星) | [投票(8)] | |
この映画は2つの時間帯に分かれる。主人公が家族と共にいる時間帯と、独りでいる時間帯とだ。 [review] (きいす) | [投票(8)] | |
ポランスキーの遺作。 いろんな意味で。 [review] (にくじゃが) | [投票(8)] | |
60年もの間、「被害者」としての地位を確立していたポーランドとイスラエル両国。それが崩れ去っていこうとしている今、監督が必死で記録しようとしたものと必死で守ろうとしたもの。 [review] (sawa:38) | [投票(7)] | |
カットごとのフェード・アウト。まるで眼前の現実から逃避するために瞼を閉じるかのよう。直視できない現実がそこにあるのなら、目を閉じ眠りに落ちるしか術がないかのように。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(7)] | |
リアリズムを前提にドキュメンタリー・タッチで綴るという自らに課した命題を、二カ所で自ら大きく裏切っている。その二カ所にポランスキーのご都合が滲み出てしまっている。 [review] (kiona) | [投票(7)] | |
そこには確かにピアニストがいた。(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(7)] | |
若いひとは四の五の言わずにまず観んさい。文句があったら他の関係作品へ飛べ。3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(7)] | |
何が尊く何がムダか、それを決める価値観の転倒。価値とはすべて人間の仕業でしかない。 [review] (おーい粗茶) | [投票(6)] | |
「音」に生きるしかないシュピルマンの過敏な「耳」に寄り添って観れば、戦争は人間的な音が歪められ、拡大され、遮断され、最後には死滅する風景として捉えられる。音が死にゆく過程の描写は「恐怖のミュージカル」。そして、音が、つまり生命が死んだ世界に抗うように響く「最後の音楽」。この状況下で、打算に基づいて感動することなど出来やしない。 [review] (DSCH) | [投票(6)] | |
意外や、秀作です。ポランスキー、美術・映像・配役すべて見事。やはりドキュメントしておかなければならないものはあるんですね。その真摯な思いが伝わる。後半逃げ隠れし、擬態とまで世を忍ぶ姿はしつこく長いが、幻想ポロネーズを弾くシーンは [review] (セント) | [投票(6)] | |
活劇性というのは主人公が大活躍し、自らが危機的状況を打開していく、といった展開だけではない。とてつもない恐怖から逃げまどい、ひたすら隠れることでも活劇性は維持される。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] | |
この映画の前では、わたしの言葉は力を失う。完璧な映画的ストーリーテリング。 [review] (カフカのすあま) | [投票(5)] | |
「頑張って生き抜こう」でも「誰かを助けよう」でもない。空腹に耐えつつ浅ましく逃げ回る事しかできないが、生き残った者の大半は同じはず。何も達成しないし、救われない。戦争の真の悲惨さの一部分。数々のヒロイズム映画への静かだが強烈なアンチテーゼ。 [review] (ツベルクリン) | [投票(5)] | |
言葉をなくすという体験。 [review] (tkcrows) | [投票(4)] | |
ホロコーストへ移送される家族との別離をも瞬く間に流して行き1歩間違えればコメディになりそうな流される主人公の流転の果てが傍観者を経ての終末的孤独というオリジナリティある作劇。前半のゲットーが圧倒的なだけにCG依存の後半は惜しまれる。 (けにろん) | [投票(4)] | |
主人公がピアニストであるという設定が十分に生かされていない。ポランスキーは自分の悲惨な戦争体験を映画にすることのみに力を入れすぎて、戦時下のピアニストの苦難を描くのを忘れている。 [review] (水木クロ) | [投票(4)] | |
主人公の、ひたすら他力本願ではあるが、「生きよう、生き抜こう」という執念は感じた大作。が、二度見たいか?といわれると、「絶対イヤ」。 (プロキオン14) | [投票(4)] | |
ヒロイズムも無ければ活躍することもない主人公・シュピルマン。そんな男をエイドリアン・ブロディはあの情けない表情で完璧に表現した。今まで表情が情けない俳優ナンバーワンだと思っていたニコラス・ケイジさんなんてもう忘却の彼方。★4.5 [review] (JKF) | [投票(4)] | |
こう言う観方をするのは邪道なんだろうけど、どうしても他の作品と較べてしまう… [review] (甘崎庵) | [投票(4)] | |
理不尽な差別と有無を言わさぬ暴力から逃げ回り、身を潜め、隠れ続けることだって立派な抵抗である。ピアニストは居場所を奪われ、横暴に脅え、惨状に絶句し、ボロボロになりながらも本能のままに自由を求め続けた。可能性ではなく継続に意味があるのが抵抗なのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
"The Pianist"と題しながら映画の大半でその指を封じられている主人公は、むしろ音に脅え続けることを余儀なくされる。憚りなく発せられるのは爆音や銃声、悲鳴や怒号ばかり。「音」と「窓」の映画。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] | |
じんわり迫る恐怖。破壊された街。詩のような悪夢。2007.06.08 [review] (鵜 白 舞) | [投票(3)] | |
「無力に逃げ回るしか出来ない主人公」という着眼点は秀逸だと思うが・・・。 [review] (ゆーこ and One thing) | [投票(3)] | |
ポランスキーの「真実」をフィルムに焼き付けた渾身の一作。 [review] (トシ) | [投票(3)] | |
大変申し上げにくいが(2003/02) [review] (秦野さくら) | [投票(3)] | |
The Pianist(Le Pianiste)という原題に「戦場の〜」と付けた感覚が非常に良く分かる映画のようであり、、いやそれが却ってどうなんだろうと思う [review] (peacefullife) | [投票(3)] | |
観終わってから気がついた意外な感情移入。 生きたいという執念は戦争の恐ろしさより強烈なインパクトだ。 [review] (dali) | [投票(2)] | |
逃げる→食べる→寝る→痩せる→逃げる→食べる→寝る→痩せる→逃げる→寝る→髭剃る→逃げる→食べる→寝る→ピアノ弾く・・・な映画。 (IN4MATION) | [投票(2)] | |
ピアノには楽器の意味もあるけど音の強弱(piano:弱く)にも使われるので原題のピアニストは 弱い人という意味も兼ねているような気がする。 [review] (torinoshield) | [投票(2)] | |
重い映画だった。私は支持したい。 [review] (ぱーこ) | [投票(2)] | |
この映画は観るべき。仕事や恋愛で疲れてる人、ただ何となく生きてる人は特に… [review] (じょばんに) | [投票(2)] | |
「死にたくない。もっと、生きたい。」 そんな当たり前の欲求にさえ罪悪感が付き纏った不幸な時代の不毛な戦争。 [review] (町田) | [投票(2)] | |
ピアニストという言葉の響きの不思議さ。 [review] (ぴよっちょ) | [投票(2)] | |
何事にも受け身である主人公。でも現実に彼はそうやって生き抜いたのだから、それを、とやかくは云えない。ただ生き抜くこと(食べること)がこんなにも切ないのは、今までの他の映画では感じられなかった。 (わわ) | [投票(2)] | |
無造作にユダヤ人を殺していくナチスの暴虐ぶりには怒りを覚えるが、それ以上に怖かったのは、飢えのシーン、圧迫によって人を飢えさせることだった。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] | |
主人公はあのドイツ人将校を・・・ [review] (KEI) | [投票(1)] | |
見てるだけで痛くなってくる映画。 (ピタゴラペンギン) | [投票(1)] | |
人間ドラマと言うよりは何か戦争サバイバル映画という印象。 [review] (わっこ) | [投票(1)] | |
痛みを知るための映画 [review] (不眠狂四郎) | [投票(1)] |