[コメント] マトリックス リローデッド(2003/米)
童貞クサイ電波がダラダラ。ただし、高速道路のシーンのみ、☆=4。閉じられた世界の狭苦しい物語という感覚に違和感を感じる。ソレと表現に→(続く)
オリジナリティが感じられない。 その重量感とか躍動感、浮遊感すらもホイホイ動き回る画面から伝わってこない&感じないのはドー言う事なんだろうか?と、この長い物語につきあいながら考えた。
体重の表現でサエていたのは「攻殻機動隊」から借りてきた表現に見られる、「飛び降りて、グッシャ!」のシーンくらいで、あとに関してはナンダカ体のキレがやたらとワルイ大柄な白人男性が、モッサリモッサリと固い体をワイアーでつり下げられ、ブン回していたので、「はいはい。わかったわかった」としか受け取りようが出来なかったのだ。 (ので、途中で飽きてくる)
体重の表現がなければ、浮く(飛ぶ)という表現にもソコに宿る興奮や熱狂が感じられないので、ダメという話。
肉体的なスキルの問題は、やはり、アクション映画に置いては致命的な問題となる。
一方、上映前に「英雄 HERO」の予告編を見た。 コレがまぁ、なんとも肉体的なスキルの高い俳優が出ている映画で、しかも画面が美しい。 「リローデッド」のナカダルミシーン(地底王国の盆踊りとか)ではついつい脳内が勝手にさっき見た予告編の再上映を勝手に始めてしまい、目の前には「リローデッド」があるのに、一人で脳内の「英雄」(予告編)を見て、ニヤニヤしてしまった。
予告編に負ける映画であったのだった。
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