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[コメント] ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001/米)

期待したほど毒は無く、ふつうにホロリとさせた。ヘンな構図と色あい、ヘンなキャラ、ヘンな笑いはツボにはまった。
ざいあす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







すでに他の方の感想にもあったが、「ホテル・ニュー・ハンプシャー」とか「ガープの世界」のような感触。

チャプターごとに挿入されるイラストの似顔絵が可愛くてその度ごとに笑う。

ほとんど動かないカメラだが、人物のカメラ目線や、対峙する二人を向かい合わせて横から固定したアングルなど、素っ気ない単純さが新鮮。

音楽は、ニコやエリック・サティのあざとい入れ方、クラッシュやラモーンズのパンク使いなど。おたく丸出し。

でも、とにかくツボにはまって楽しめた。ベン・スティーラーとオーウェン・ウィルソンが、先に見た『ズーランダー』を越えるキャラで無かったのは残念。執事(つーかお手伝い)のオッサンが、ジーン・ハックマンとのかけあいで絶妙な笑いを醸し出していたが、宣材用集合写真に写っていないのも残念。「さのばびっち!」でプスリには爆笑しました。(場内でオレだけ)

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)Myurakz[*] ボイス母[*]

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