これってコメディサスペンス？要所要所で大笑いしてしまいましたから・・。

レクターが刑務所でディナーをキメてる所で、引出しを急いでひいて給仕を驚かせていたところ・・あんな事、レクター博士がするかな・・？ここは面白かったけど、素直に受け入れられない演出。でもホプキンスが演じたんだから、あの演出もありなのかしら・・それともやっぱり役者は監督には逆らえないって事？（いやいや、ホプキンスはそんな事ないか・・）

それにやっぱりノートン演じる元FBIが、幸せな生活と引き換えにスンナリ捜査に加わる理由が明確ではなかった。そこらへんにハッキリした理由があればもう少し盛りあがったのに・・と、残念な部分です。

レクターが、途中その理由を言っていたけど、やっぱり観ている私には（難しくて？）明確に伝わって来なかった。

しかし後半、殺人や狂喜に興味ない私は、途中"D"が恋人の出現によって変わる様は救われた。

んが、やはり猟奇物は猟奇物の哲学を貫いて欲しいなんていう勝手な願いもあり・・。

恋人の出現あたりから苦悩して、すっかりベジタリアン＆ボランティア生活するまでになりました！なんてコメディ希望（ち、違うか？）んで、最後に「ニッコリ」彼が微笑む歯は殺害した相手の歯・・うわ、逆に本編よりもブラックだ。