とりあえず、最後の二人の格闘はスタイルの異なる技を使うところがツボなのだが、悪いジェット・リーの方の、あの何でも破壊するような技がたまらなくテンポが良くて素晴らしい。

ストーリーはツッコミどころ満載なのは予めわかっていたし、基本設定も自分が予想していたものより上手く使いこなしていないと知った時点で期待していなかったので、その「最悪のシナリオ」よりは楽しめたので3ポイント。

とにかくテンポが良い。格闘バレエとでも言おうか。非常にテンポが良い。速すぎず遅すぎず。ちょうど良いカンジ。

あの黒人捜査官は『13F』でも似たような役をやっていたなぁ。

そしてラストは良いジェット・リーのパターンを見て「あぁあ、やっちゃった」と思って、一瞬評価が低くなったのだが、最後の最後で悪いジェット・リーが黄泉ワールドで暴れまくるところで締めくくってくれたのは素晴らしい。あれでまた点数が上がった。と言っても3ポイントだけど。

やはし彼の技は美しいね。見てて惚れ惚れします。