[コメント] 13階段(2002/日)
反町隆史の、寡黙すぎる青年像は、意外にはまり役だ。都合よすぎる繋がりや展開は、いくつか見受けられたが、全体的には、あまり気にならなかった。ただ、台詞が聞き取りにくかったのが難点。何とかならなかったのだろうか。じっくりと描かれる人間ドラマが、見ごたえがある。後半は、緩やかな円が描かれ、着地点に舞い戻ってきたかのようなイメージ。重厚な物語に、爽やかな風が吹き抜けていく「優しさ」が心地いい。
(ことは)
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