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[コメント] 南の島に雪が降る(1961/日)
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★2明らかに狂った設定だが何が狂っているかの探求は放棄され、演劇って素晴らしいと画面の向こうでナルシスティックに感激するばかり。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4誰を主役にしてもよさそうなメンバーの中で加東大介がしっかり主役におさまっているのが面白い。 (KEI)[投票]
★3とても補給路を断たれたように見えないフランキー堺のアゴ回りの肉。 (黒魔羅)[投票]
★4虚構と現実の危うい関係を描いて実に映画的な題材だ。さらにクレジット開けの入道雲のカットから全編に亘って非常に安定したショットの連続。しかし矢張りフランキー堺がピアノを弾くシーンが白眉だろう。フランキーもいいが、皆のリアクション演技がたまらない。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4敵機が迫っているにもかかわらずファーストシーンから何やらほのぼのしたムードが流れているなあと思っていると、演芸分隊オーディションのシーン辺りから加速度的に戦場がユートピア化してゆく。この幸福な時間の流れは心を打つ。 [review] (3819695)[投票(1)]
★4閉塞の中、状況が許し体力にもの言わす余力を有する者なら脱走を試みたかもしれない。嬉々として集い階級を超えて芸を披露する兵士たちに、無心の喝采で応える兵士たち。これは軟派な粋人たちと、もはや戻る地を失くしたことを悟った男たちの心の『大脱走』だ。 (ぽんしゅう)[投票]
★4気の元を奮い立たせる滑稽や大嘘。芸や娯楽というのは、退屈の埋め合わせなどでなく、時に「食う」を差し置いても人間が渇望するものなのだ。 [review] (おーい粗茶)[投票]
★4わたくし娯楽の氾濫に琴線がマヒしてますが・・・。 [review] (アルシュ)[投票]
★4「芸がある」ことの幸せをこれほどまでに強く感じられる状況は無い。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★5加藤大介が遺した偉大な名作。子供の頃に観て、静かなショックを受けた。戦争中はどの国の部隊も同じようなものだったはず。願わくば、各国の名優を使って、その国独自のリメイクをつくっていただきたい。きっと、どの国のバージョンであってもラストは泣けるに違いない。 [review] (tkcrows)[投票(2)]
★3実際の絵で見せられると思いの外"雪"が汚くて、加東大介の原作読んで想像してたときの方がよかったなと思った。 [review] (G31)[投票]
★5やはり実話が一番面白い。これは和製戦争映画の最高傑作かもしれない。並み居る喜劇俳優の中では伴淳、桂小金治の芸達者振りが精彩を放つ。西村晃は役者魂見せた。ドライな小林桂樹もいい。”戦場のピアニスト”フランキーには号泣した。 (町田)[投票(2)]
★5あの喜劇俳優たちが演るからこそ泣けるのだ。それも号泣してしまうのだ。そして本人主演の実話だと知って、泣くのはかえって失礼だと・・・次回は目を見開いて見させてもらうつもりです。 (sawa:38)[投票(2)]
★3戦場の緊張感には今一つ欠ける気がしたが、破壊を専らとする戦争という状況を描いて、こういう「ものを作る」映画があってもいいと思う。ある意味『戦場にかける橋』などに通じるものがある。ただ、あの劇場は立派で綺麗過ぎはしまいか。 (熱田海之)[投票]