[コメント] 呪怨2(2003/日)
この作品の監督はストーリーの構成仕方は悪くないだけに、テーマや恐怖演出に一貫性を出して欲しいところ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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『呪怨』の続編。
前作同様理不尽で説明不足な展開。ラストに至っては『オーメン』のような展開に変わってしまっている。
今回は家に訪れた者が来る以前に身の回りで起こる現象が、自分の殺された光景だったというものなのだが、辻褄合わせな展開が多く都合がよすぎる気がする。
この映画最大の難点は、惨劇の起きた家を訪れた者を殺す怨念の定理が不鮮明なところ。前作で家を訪れた者をだれかれかまわず殺す呪いの連鎖として呪怨という設定を作ったのに、家へ訪れてない人物を容赦なく殺してしまったら前作で築いた呪怨の設定そのものが根底から揺らいでしまう。
撮影に参加していた女子高生、千春が殺されるエピソードもこじつけがましく強引。また家に訪れていないのに殺される理由も不明。
この作品の監督はストーリーの構成の仕方は悪くないだけに、テーマや恐怖演出に一貫性を出して欲しいところ。
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