[コメント] リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い(2003/米=独=チェコ=英)
せっかく19世紀末のロンドンという魅力的な舞台を用意したのだから、その風景を生かしての戦いを見せてほしかったが…まったくのバカ映画として観るなら、アールヌーヴォー調の自動車、そしてノーチラス号は圧巻。とりあえずJOJOファンは必見だ!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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19世紀末のロンドン、吸血鬼、不老不死、ヴェネツィア、あのショーン・コネリーの老冒険家…といえば、JOJO好きには食指が動くところがありません?
ストーリーは先が読める程度のものだが、ネモ船長(ナセールディン・シャー)の手になるロールスロイスとおぼしき自動車、そして、『キャプテン・ハーロック』のアルカディア号を彷彿とさせるノーチラス号のデザインは、日本のSFデザインにもひけを取らぬ魅力的なものだった。これがヴェネツィアに浮上したり、大洋から巨鯨よろしく艦首を跳ね上げて現われるカッチョ良さは特筆すべきもの。
最後に激戦のすえ倒されたクォーターメインの墓に立てかけられたライフルが震える時、「これは『キャリー』現象の前触れか?」とワクワクした御仁も多かろう。いや、実現したら大爆笑ものだったんだけどね。
しかし、いつからハイド氏は緑色をしてない『ハルク』に成り下がってしまったんだろうか…。
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