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[コメント] クジラの島の少女(2002/ニュージーランド=独)

あんなシーン見せたら目を引くよな。ルーカスに!『SW』ファンも興奮? 『ep3』に出るようだが。2004.6.28 DVD
中世・日根野荘園

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







物語は普遍的な内容で、よくある。と思う。

これは、地球上の大小、あらゆる家(世襲)や部族、地域、 そして国で起こっている時代の変革期の『』かもしれない。

抵抗が大きければ大きいほど、変革のパワーは、ある時期、簡単に越える。

孫娘が生まれてきた役割。頑固な祖父、祖父から逃げ出す父親。 祖父のプライドや伝統を守って行かなければならない意地。時々、天は悪戯する。思いも寄らない、期待はずれな人を後継者に引きずりあげる。そして大業を成す。

祖父(おじいちゃん)が考える以上に、周囲の人が変り、時代が変わっている。 そこへ孫娘が、”期待はずれで”生まれてくる。 祖母(おばあちゃん)やおじさん(父の弟)にとっては、徐々に徐々にチャンスと変わってくる。 当然、応援し始める。そんな人が出てくるのも時代の”波”なのかも知れない。 そして世襲的な能力開花?

あるいは、それは宗教なのかもしれない。 人類の歴史上、多くの宗教が発生してきている。それを守り維持している人たちがいる。 ある時代やその時代、すい星のごとく救いを教える。その時代には、民衆にマッチし、広がったかも知れない。考えの違いで、分裂する人たちもいる。歳月が経ち、元は同じ教えだったにもかかわらず、今は、全く違う宗教になっているかも知れない。

そんな、宗教間で争って欲しくないものだ。同じ地球村の住民としてのお願い。 多くのパイケアが、出てきてもらいたい。

ますます、ジョージ・ルーカス監督の目が留まる訳だ。 若輩な私の目にも留まってしまう。

ただ、今回、世襲の女性という部分で物語が進んだが、できれば、世襲ではなく、部族の 中の違う女性が出てきて欲しかったのだが。 そして、時代が変わり、誰もリーダになりたいという欲のある人がいないのも、 物語を緩やかにしているような気がする。

そして、ふと思う。 日本は、古来より捕鯨国。食文化の違いを理解するのは・・・・。

話がとんでもないところに行ってしまった。(お詫び)

ハッピーで良かった!!!!!

最後に、悲劇にすると『この森で、天使がバスを降りた』になるのだろうか? あるいは、『ロミオをジュリエット』のような悲劇も生む。

(評価:★4)

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