最初は無差別ホラーと思いきや、猟奇物？にみえるし、サスペンスになったかと思えば、途中からミステリーにかわり、最後は二時間ドラマでした（ご丁寧に「がけの上」でラストを迎えてるし･･･）。

『リング』→『呪怨』→『沙粧冴子最後の事件』→『ホワット・ライズ・ビニース』→『黒猫』→『土曜ワイド劇場』ってところか。

途中で、女子高生の話が出たときに、一気にテンションが落ちるし、その段階で、話の先が読めてしまうのが残念。それまでの、ストーカー野郎が、まるで関係なくなってしまってるし。

確かに、タクシー運転手や、エレベーターの美女は無関係なわけだし、そのあたり『リング』的に無差別かと思えるのに、そのオチはずるい。説明できなくなる。

しかし、少女の狂気や、ラストの「二時間モノ」のあたりはけっこう怖かった。