[コメント] OUT(2002/日)
「バラバラ殺人の映画でこんなに笑ってもらってとてもうれしい。」と監督は言った。(2002年10月19日・初日舞台挨拶にて)
たしかに笑った。でも....。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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それ以上に文句をつけたい事もたくさんあった。まず西田尚美があまりにも殺人を犯すキャラじゃなく違和感ありありだし、彼女たちが死体をバラバラにする(しかも自宅で)理由が希薄すぎる、とにかく他の選択肢はたくさんあるはずなのに「もうこれしかないんだ」見たいな展開で話は進んでいく。 それから間寛平がなんで殺しにくるのか、それで祖母を殺す必要性があるのかもよく分からない。そして何よりもこんな緊張感なく話を進めておいてのあんなラストには全然感動できないのだ。原作は読んでないが読んだ人に聞くととにかく暗くダークでスリリングな話らしい(間寛平が追ってくる明白な理由ももちろんある)。監督の狙ったところが上の発言からも原作とは違うところにあるのは明らかだがストーリーとのギャップを埋めきれず中途半端な話しになってしまった気がする。原作読んでからあとは追加レビューを書こうと思っているがきっと点数下がるんだろうな。
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