コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] アカルイミライ(2002/日)
- 投票数順 (1/1) -

★4曖昧さを保つことで未来は未来たりえる。(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(11)]
★4アカルイクラゲ [review] (ペペロンチーノ)[投票(10)]
★4「じれったいんだよ!」 [review] (Linus)[投票(9)]
★4暗喩としての「友人」や「クラゲ」は生硬と感じるが突然視野が開けて世界観が変わるのは解る気がする。前世代の屍を足掛かりに閉塞から殻を破って飛び立つ主人公は、やがて次なる世代に乗り越えられるだろう。それが「アカルイ」未来というなら健全だと思う。 (けにろん)[投票(8)]
★5難しい「アカルイミライ」 2003年3月16日劇場鑑賞/2003年3月28日劇場再鑑賞 [review] (ねこすけ)[投票(6)]
★5かなりコメント書いてきたが、ペペロンチーノ様と全く同感。これは初めて。どうすりゃいいんだろう。一応書きます。 [review] (セント)[投票(5)]
★4黒沢清は一筋縄ではいかない、というのが何作か観ての感想。タイトルからは対極ともいえる現実を、クラゲなど変わった小道具を効果的に使いつつ、淡々と描き出す。オダギリジョーの未来を見ることができない焦燥、孤独感が、迫ってくる。しかし、監督の目線は、寄り添うのではなく、いつも少し離れた、乾いた視線で見つめる。非常に映画的な、映画でしかできないことをしようとする姿勢は買いたい。 (ことは)[投票(4)]
★5かつて明るい未来に導かれた幸せな時代があった。が、結果をみれば現実という名の状況が今はあるだけ。元来、未来など明るくも暗くもないのだが、確かに若者が幻想を見ることのできない世の中は誰にとっても生きにくい時代である。黒沢清の覚悟を感じる。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4若者に寄り添っているようで、どこまでも視線は対岸から。 [review] (くたー)[投票(4)]
★4「ミライ」は単純に共有されるものではない。 [review] (ちわわ)[投票(3)]
★4埋まらない溝。 [review] (HW)[投票(3)]
★2内容(だいたいそんなものに用はないのに!)はともかく、服とか演技とか俳優とかセリフとか音楽とかインテリアとかクラゲとかそういう細部の趣味の悪さだけは明らかだと思うんだけど。目をつぶれないほどに。 [review] (tomcot)[投票(3)]
★4現代の若者への巧みな切り込み。 [review] (neo_logic)[投票(2)]
★4海を目指すクラゲ、海に何が待っているかは知らずに。若者にとっても、未来が明るいかなんて誰にもわからない。ただ、クラゲ同様、環境に適応して何かに向かっていく力は兼ね備えている。なら、アカルイミライかは自分で進んで確認するしかない。ラストのバックホーンの歌が不思議な余韻を残す。 (はいろうず)[投票(2)]
★4アカルイミライ。目の前にある現実が暗いものであろうとも、明るい、と口に出してみることでなにかが変わるのかもしれない。 [review] (伊香)[投票(2)]
★3前半はかなり不快だが、中盤以降は独特の空気感がそれなりに楽しめた。黒沢清は基本的に合わないというか、意味分からん事が多いし、主人公のキャラの描き方が極端でキ○ガイに見えるが、未来への不安や焦燥感の描き方はやっぱり上手かったりする。オダギリジョー藤達也の突出した演技力による貢献度も高い。['05.3.31VIDEO] (直人)[投票(2)]
★1全く共感できんわ [review] (JKF)[投票(2)]
★4「僕を許して」 [review] (なつめ)[投票(2)]
★3CURE』や『カリスマ』のラストのような衝撃は無かったけど、不条理さは薄らいでて意味がちゃんとわかりました。でも、映像をビデオで撮ってて新鮮だったらしいけど、フィルムの方がきれいでいいなぁ。黒沢清監督のオマケ質問会でわかったこと。「映画館で映画を見るのは、他の人と自分のツボの違いを実感できて良い」ってのは、その通りだと思いました。 (ぱちーの)[投票(2)]
★3映画を「読む」事の意味を再び考えさせられた作品。 [review] (トシ)[投票(2)]
★3「荒み」を威風堂々と描ける映画作家に黒沢清はなった。工場経営や家庭生活といった目的的な活動の領域にテロルの陥没点を穿ち悪意の媒質を注ぎ込む登場人物たち(若い八人組含めて)と、命の慄きと怒りのイメージを託されたクラゲとの饗応関係の美しさに鳥肌が立つ。 (ジェリー)[投票(1)]
★4「明るい未来」という言葉の意味性を剥ぎ取った空疎な明瞭さとしての「アカルイミライ」。無意味に光り輝くことと、確かな未来としての死。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★4つい、小難しいことを一言いいたくなるけど。 [review] (みか)[投票(1)]
★4皆様のレビューを見させて頂いて、再鑑賞の予定でございます。 (コマネチ)[投票(1)]
★1既存の社会にコミットせずに浮遊する若者像でも描きだそうとしたのだろうか。映画そのものがテキトーとしか思えない暗喩をちりばめて浮遊してるんじゃ意味がわからないし退屈でしかないし、その雰囲気だけのアイロニカルな姿勢が鼻についてしょうがない。 (よだか)[投票(1)]
★4なんとなーく共感できるけど、まったくもって共感できていないんだと思う。 (あちこ)[投票(1)]
★4優しい一言に涙、涙。 [review] (オメガ)[投票(1)]
★2何故、○○さん等が写る必要があるんですか?何故、余韻を味わはせてくれないんですか? [review] (sawa:38)[投票(1)]
★2別に許してくれなくていいよ [review] (tamic)[投票(1)]
★2関係ないけど、カツオノエボシって刺されるとめちゃ痛い。 (Soul Driver)[投票]
★3黒沢清らしさはあまり出てないと思う。その分観やすいが物足りない。デジタルによる屋外シーンの陰影、色合いは結構好き。 (赤い戦車)[投票]
★3日本人であの服を着こなせるのは浅野忠信オダギリジョーくらいだよ。 [review] (うさぎジャンプ)[投票]
★0正直、意味わからん作品でした。『CURE』は大好きなのになぁ・・・採点不能 ??/100 (たろ)[投票]
★4やり場のない焦燥感みたいなのがヒシヒシ伝わってくる作品。確かに 未来に希望を持てる若者なんてめったにいない世の中です。ラスト近く不良少年達が並んで歩くシ−ンがシタタカそうで好き。 (ルクレ)[投票]
★4CURE』や『蛇の道』で顕著だったような、それ以外にはありえない絶対的なカメラ・ポジション/アングル/ワークは確認できず、それは意図的なものであろうと思う反面、この物語に対する黒沢の戸惑いの反映であるようにも見える。 [review] (3819695)[投票]
★4「明るい未来の為には待っててはいけない。行くことだ」というメッセージは 言葉にしたらなんだか陳腐で説教くさいけど、決してそうならないのが黒沢作品のよさ。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★3床下のクラゲや川面のクラゲのアイデアは素晴らしいと思う。画面はスペクタキュラーで映画的だ。しかし家庭用DVカメラで撮影したシーンや自動車の運転席と助手席との画面分割なんかはうまくいっているとは思えない。ラストはある種の「確信」がうかがえてとても感動的だが、同時に「照れ」も垣間見えてしまう。 (ゑぎ)[投票]
★3妹やその恋人の世間並みというステイタスが無自覚に疎外してくることへの反逆が、あんな矮小な形でしかありえない絶望。家庭崩壊の只中、世間に馴染めない若者と世間から弾き出された中年、寄る辺無き身の抱擁は、しかし、逆説的に父子の関係を捻出してみせる。俯瞰を装うラストが蛇足。 (kiona)[投票]
★2この映像はちょっと特筆もの。[新文芸坐] [review] (Yasu)[投票]
★2どうにも「特定の層に向けて作られた映画」という印象がぬぐえない。だって、身の回りを振り返ってみたってこんな連中いないでしょ。 [review] (緑雨)[投票]
★3カラアゲガチイサイ [review] (たかやまひろふみ)[投票]
★2誰も彼も好きになれない・・・ [review] (Ryu-Zen)[投票]
★5よく友達とイケとマテで遊んでます。 (toga)[投票]
★4猛毒=攻撃性を内に秘めながら未来=海へとゆらゆらと流れていくアカクラゲ、その向こうのかすかな「アカルイミライ」を肯定しよう。 (_)[投票]
★3登場人物のどうしようもないような焦燥感、孤独感を描くのはさすがに巧い。しかしその煮え切らなさが中盤以降、物語の流れそのものにも波及してゆき、次第に観ている側にも別の意味でのイライラが募ってくる。そして訪れる、いかにも黒沢清的なラスト。うーん……。 ()[投票]
★2黒沢清はもう過去の人のようだ。 [review] ()[投票]
★3黒沢清監督のことを一部掴めた。演出法を感じる部分において収穫があった。 [review] (t3b)[投票]
★3現実なのか夢なのか、不安定な映像が魅力的ではあるけど、やっぱり納得できない何かがある。 (わわ)[投票]
★3リンチにおけるマルホランドドライブのように、いつか黒沢清が私の頭の中のスイッチと噛み合う日がくるのだろうか?とりあえず今回は不可。 (みそしる)[投票]
★2この不安定な世の中にミライを語る黒沢清。突きつけるメッセージは悪くないのだが、語り口が本作は性に合わない。 (マルチェロ)[投票]