[コメント] 六月の蛇(2002/日)
解放者としての蛇
梅雨とか蛇とかのイメージからねっとりぬめぬめした内容を想像していたけれど 意外にも雨に洗い流されるような、さっぱりとした印象でした。 鑑賞前は、「蛇」は溢れる生命力なんかの例えなのかなあと思っていたら わりとストレートに旧約聖書の蛇であったんですね。
平穏な楽園もじつは牢獄。そこで息を殺してのたうつ男女。蛇は男と女を誘惑したのではなく、解放者。後半、気が付いたら涙が流れてました。(でもどこかさっぱりとした気持ち)
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