結局、面会の内容の半分はウソっぽいし、執拗に尾行したカウボーイもその意図が不明確。ケイト・ウィンストレットは彼らにただ利用されただけという落ちなんでしょうが、ストーリーに意外性を織り込むこのような展開では、死刑反対を死で訴えた両名の気持ちがピュアでは無いようで、観ていた私もなんか弄ばれた感じがした。

内容は「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」を語っているようで、実は「デス・オブ・デビッド・ゲイル」だったりする。何でゲイルが死を選んだか？ストレートに訴えてほしかった。