★4 ある兵士の賭け(1970/日) |
本作は実話だが、一部創作がある、という。それは記者(石原) を登場させた(或いは実際の記者に創作を加えた)ことではないか?人は人の行動の理由をとかく知りたがる。その最前線にいるのが記者だろう。脚本家が創作するにはうってつけの人種だ。
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KEI (2025年07月18日) |
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★2 キャンドルスティック(2025/日=台湾) |
全体として、何から何までわかりにくい映画。FX取引は全然知らないけど、わからないのはそれだけではない。人間関係やら仕掛けやら動機やら、ごちゃごちゃしてわかりにくい。映像はスタイリッシュかもしれないが、それもあまりに型通りで面白味がない。 |
シーチキン (2025年07月17日) |
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★4 国宝(2025/日) |
歌舞伎のシーンは見ごたえあり。でも「美の追求という狂気」というテーマを語るに、「血のある人間」と「血のない人間」のドラマが未消化というか余計な感じがした。 [review] |
おーい粗茶 (2025年07月17日) |
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★3 不思議の国のアリス(1933/米) |
当時のパラマウントのオールスター・キャストで製作された有名原作を元にしたファンタジー。なのに、決して映画史上の有名作ではないということで、一般的な評価が分かるというものだが、しかし思いのほか面白かった。 [review] |
ゑぎ (2025年07月15日) |
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★4 ハルビン(2024/韓国) |
史実の映画化だけに、結末はわかっているのだが、それでもハラハラさせる緊迫感を最後まで保っていたのは立派。その背景には、数多くの同志とともに大義のために戦う、という骨太な視点が貫かれているからだろうなあ。 [review] |
シーチキン (2025年07月15日) |
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★3 朝の火(2024/日) |
会話は続かずシーンは断ち切られシークエンスは連関しない。意志の疎通を欠いた人物たちが無造作のようであざとく切り取られた画面のなかで蠢き続ける。平成生まれの広田智大が平成の終焉に際し確信犯的に敢行した物語の解体を評する物差しが、まだ私には見つからない。 |
ぽんしゅう (2025年07月14日) |
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★3 座頭市御用旅(1972/日) |
今迄になかったエピソードもあるし、音楽が村井邦彦(翼をください、ざんげの値打ちもないetc)も面白い。更に玉川勝太郎の浪曲も入るが、65%はやはり市の魅力で引っ張っていく。三国は相変わらず、厚い。森繁は物足りない。大谷は美しく撮られている。 |
KEI (2025年07月14日) |
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★4 PLAN 75(2022/日=仏=フィリピン=カタール) |
メインアイディアが抜群。各所の安手な作りはこだわるまい。生きてるだけで老害と言われる日本の現状を、まざまざと見せつける。社会はそうだが、個人のつながりに希望を見る。死んでしまえばそれで終わり。死なないでよかったと思う時が必ず来る―と信じたい。 |
KEI (2025年07月14日) |
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★4 三谷幸喜「おい、太宰」劇場版(2025/日) |
最近珍しい全編オールワンシーンワンカット映画。100分。カメラはずっと俳優たちを追う。俳優たちはセリフのトチリなしの真剣勝負・100分と闘わなければならない。そのスリル感、怖さ、驚き、喜び。その間、梶原善はなんと3役を演じる。 [review] |
セント (2025年07月14日) |
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★4 スキャンダル・シート(1952/米) |
これは良く出来た犯罪映画。私は出来過ぎのイヤらしさを感じてしまうぐらいだ。それは、人物のモチベーションの隙のなさ、云わばその理屈を十全に担保し過ぎである、といったことから感じられると認識する(ま、普通は褒めるべき点ですが)。 [review] |
ゑぎ (2025年07月13日) |
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★5 女の歴史(1963/日) |
受け身で殊更にドラマラスな生き様でなくとも「女」の「生涯」は遍く畏敬に足ると言う成瀬の慄きが滲み出る。男達は死んだり消えたりしゆくなか嫁姑の3代史が完成される。それが即ち日本の「歴史」そのものなのだということ。侮り難い巨視的クロニクル。 |
けにろん (2025年07月13日) |
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★4 JUNK WORLD(2025/日) |
ロボットロビンが外殻を替え万年の時空を変遷する物語のロマンティシズムは然程無い。しかし『攻殻機動隊』草薙めいた女性戦士トリスが物語を牽引させるに大きな磁力を付す。帯同するマリガン隊長はバトーか。あとゴニョゴニョ語の地平を超えた漫才テイスト。 |
けにろん (2025年07月13日) |
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