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★4 女王陛下のお気に入り(2018/アイルランド=英=米) |
宮廷の溢れに溢れた装飾と調度品を余すところなく捉える洪水のような情報量なのだが、反比例してその空疎さが際立つ。ここには何もかもがあるが、何もない。衣装とカツラは剥がされるためにあり、ご馳走は病に罹り嘔吐するために摂取され、調度品は破壊され吐瀉物を受け止めるためにそこに置かれ、あらゆる物は本来の意味をなさない。 [review] |
DSCH (2024年02月04日) |
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★3 TAR/ター(2022/米) |
冒頭15分近くあるトークショーは、苦痛で辛い。本作主人公のパブリックイメージを観客に紹介する手段としては、上手い導入部分なんだろうが。 クラシック音楽の世界も、随分と狭いジメジメとした世界なんだな、と感じさせてくれる作品。 |
AONI (2024年02月04日) |
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★3 任侠列伝 男(1971/日) |
任侠映画というジャンルに、ギリシア悲劇風の格調を感じさせる。意志決定とチェンジングレーンによる人生の酷烈さが、触れてつかめるくらいの実体感をもって伝わる。巨視的な山下耕作の美質だろう。 |
ジェリー (2024年02月04日) |
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★3 ノートルダムの鐘(1996/米) |
カジモドはよく描かれていたが、残り3人のキャラは薄っぺらだ。石丸の歌唱は良かった。ただ歌が多くて話が前に進まず、辟易した。原作未読なのでよく分からないが、大分話を端折ったのではないか。ディズニーのが画はやはりスゴイ。 |
KEI (2024年02月04日) |
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★4 ナイトクローラー(2014/米) |
原題は夜這い回る者だ。私は前からギレンホールの目付きで、アブない奴だと分かっていた(笑)。昨今のTVでも「スクープ!取材〜」「警察密着24時間〜」(特定の番組を指してはいません)等が横行している。本作の緊迫感は凄いが、ヘドが出る。 |
KEI (2024年02月04日) |
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★5 殺すな(2021/日) |
男と女の形って色々有ろうが、男から見ると本作のような形は多いと思う。もてない私なんぞは、本作は実に勉強になった。役者は3人共標準以上だが、祐が頭1つ魅せた。 |
KEI (2024年02月04日) |
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★3 君が世界のはじまり(2020/日) |
この子たちと一緒に出演していると松本穂香がすっごく可愛く見える。内容的には、そだなー、高校生の恋愛模様と「親ガチャ」(好きな言葉ではないけれど)の話か? 閉店後のショッピングモールのシーンでかなりシラけた。あと、ブルーハーツは共通言語ではないよ。
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IN4MATION (2024年02月03日) |
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★3 決戦は日曜日(2022/日) |
選挙の裏側なんて知ってる。政治が変わらない理由なんて知ってる。組織票を覆すだけの浮動票が動くほど投票率が爆上がりしない限り現状のままだなんてことはみんな知ってる。結論がわかってる話は面白い筈はないのだが、窪田正孝の「すみません、とても高い確率でそうなります」は爆笑した。 [review] |
IN4MATION (2024年02月03日) |
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★3 ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023/米) |
富裕層 Vs 庶民達のチキンレース。 庶民側から描かれているけど、所詮はどちら側も、実態の企業価値を置き去りにしたマネーゲームじゃねえか、と思わないでもない。 実話らしく、映画最後に字幕で挿入される「主要関係者のその後」の内容は、少しほろ苦い。 |
AONI (2024年02月03日) |
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