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★5 パレード(2024/日) |
細部に至るまで美しく温かい、心を揺さぶられる秀作。映画本編に勝るとも劣らないのがこのタイトル。英字タイトルが「The Parades」と複数形になってるところがまた心遣いが効いて、これ以上ないほど見事な。まさにパレーズの美しさたるや。 |
ダリア (2024年03月02日) |
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★4 死体を売る男(1945/米) |
おどろおどろしい雰囲気を纏う暗さ、一方で歌うたう女がちょくちょく登場し緩和してくれるようで絶たれ、神経が刺激されて暗闇の中で佇む馬にさえ恐怖を覚え支配される。 |
モノリス砥石 (2024年03月02日) |
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★5 ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016/米) |
傑作。線路の俯瞰、というか奥に山、画面手前右から列車が走ってくるショット。この監督の画面の中でも一番の絵画的なショットじゃないかと思う。フォード的、エリセ的と云ってもいいショット。続いて街の俯瞰を繋ぐ。画面奥には冬の山が見えている。 [review] |
ゑぎ (2024年03月01日) |
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★4 ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013/米) |
極めてライカートらしいサスペンス映画。もっとも、他のジャンルに分類されるライカート作品においても、ほとんどサスペンスと云っていい緊張感のある画面造型が横溢していたのだから、何を撮ってもスリリングなことこそが、その特質と云うべきか。 [review] |
ゑぎ (2024年03月01日) |
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★3 バルカン超特急(1938/英) |
足止め食った宿での1夜が相当にかったるいのだが列車が走り出してからは展開の妙で見せる。があくまで展開であってヒッチらしいカメラ・編集の技巧が自走する様は見られない。「FROY」の見せ方などどうしたのかレベル。マクガフィンも無為性に遠い。 |
けにろん (2024年03月01日) |
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★5 高慢と偏見(1940/米) |
小説の映画化としての手本。原作では読者の想像にゆだねられ柔軟性に富む人物のイメージが、映画では人物登場の瞬間に既成化=固定化されてしまう。これは見方によってはハンディなのだが、このハンディを難なく克服している意味で傑出している。 [review] |
ジェリー (2024年03月01日) |
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★3 落下の解剖学(2023/仏) |
上昇志向が強く自己実現のためなら家族(制度)は二の次だが、息子への愛情はないわけではなく、母親としてとるべき距離をとれない後ろめたさを、夫の弱点を(おそらく無意識に)過剰に利用することで心の平静を保ちつつ、制度に捕らわれない自身の性的嗜好には従順。
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ぽんしゅう (2024年03月24日) |
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★5 永い言い訳(2016/日) |
オープニングのやりとりを見て、嫌な映画だとすぐに分かった。どうも、昨今こんな男(私を含めて)が多いと我ながら思う。「ひとかけらも。」にはドキッとさせられた。この映画に会った機会を、何かに結び付けられたら、と思う。他に役者2人のこと。
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KEI (2024年02月29日) |
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★3 好きだ、(2005/日) |
静かな映画は大好きだが、クローズアップし過ぎ。ただ小山田は横顔が好きなので、OK。瑛太は学生服がよく似合う―ある歳迄だろうが。青空一杯の時代が良かった。「音楽で食っていく」なんて、若者はいつも言う。ある意味陳腐。起きる事件もまた陳腐だ |
KEI (2024年02月29日) |
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★3 バトルクリーク・ブロー(1980/米=香港) |
構えを見ていると、ジャッキー+ブルース・リーというところだ。でも椅子を使ったり、コミカルチャンもあって、今後を彷彿させる。MAKOが出てきてびっくりしたが、彼のカンフーも悪くなかった。 |
KEI (2024年02月29日) |
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★4 果しなき欲望(1958/日) |
喜劇だろうが、変形したブラック・ノワールにも見える。渡辺美佐子が、ファム・ファタールとして実に魅力的。5人の悪党は戦後復興日本の凄まじいエネルギーの体現とも言え、5人にああいう結末を与えたところに今村らしい皮肉が効く。 |
ジェリー (2024年02月29日) |
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★5 ブルーベルベット(1986/米) |
個人に内存する善と悪、醜と美を基に世界を一つ構築する。リンチの頭の中と言ってしまえばそれまでだが、このミステリアスな世界に私は私の内面も覗いてしまっている。。 [review] |
週一本 (2024年02月28日) |
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