コメンテータ
ランキング
HELP

新着コメント(19/20)

★4 山猫は眠らない6/裏切りの銃撃(2016/米)
意欲的なホンだ。この犯人像は今迄無かった(と思う)し、「勇気を試すならチェチェン人と戦え」の評も良い。狙撃手、G13も殺人マシーンと言われたが、ドローンとか本物が現われた。シャレにもならない、詰らない世の中になったものだ。
KEI (2024年01月31日)
[投票]
★4 執炎(1964/日)
オールヌードにノーメイク、黒目がスクリーンから落ちてしまいそうなアップ。浅丘ルリ子渾身の代表作。平家落ち武者村落を直接描いて価値高く、女性から見た戦争と男性の批評がとても穿っている。「出征する男は美しく清くなる、結局男は惨いもの」
寒山拾得 (2024年01月31日)
[投票(2)]
★3 青春怪談(1955/日)
オールバックが凜々しい北原三枝相手の芦川いづみのレズビアンは、その筋の元祖『オリヴィア』が51年だから相当早いものだが穏当な運び。その他、新旧の結婚観対比という主題は特に穿った処がない。早口演出は採用されず。
寒山拾得 (2024年01月31日)
[投票]
★3 オリヴィア(1951/仏)
同性愛を正面から描いた先駆作の由。ハイソな寄宿学校のカッコいい女性教師エドヴィジュ・フィエールへのおぼこい生徒マリー・クレール・オリヴィアの淡い恋慕物語は、本邦少女漫画の元祖の趣。
寒山拾得 (2024年01月31日)
[投票]
★3 ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐(1960/日)
ミッドウェイに於ける索敵の失敗や魚雷→爆弾への積み替え判断ミスが的確に描かれ最悪の結果に繋がっていく様は後の『八甲田山』を思わせる橋本の構築だが、どのみち無理筋だった太平洋戦争が兵士たちの無駄死にと家族の不幸へと繋がっていく悔恨の強度。
けにろん (2024年01月31日)
[投票]
★3 四十二番街(1933/米)
短い空撮俯瞰ショットから始まり、通りの行先案内標識を繋ぐオープニング。主人公はブロードウェイのミュージカル演出家−ワーナー・バクスター。 [review]
ゑぎ (2024年01月30日)
[投票]
★4 風と共に去りぬ(1939/米)
幼年期が強制終了しても恋愛ファーストがつづく錯誤は、事を郷愁として扱う政治的背徳に苛まれた無意識の産物だ。劣化した成熟は時にコミックリリーフとなりながらも、メラニーの聖性が夫婦漫才をついに恋の焦らしへ精製する。 [review]
disjunctive (2024年01月30日)
[投票(2)]
★4 ロブスター(2015/アイルランド=英=ギリシャ=仏=オランダ=米)
(多分)少子化、右傾化、からの全体主義が煮詰まると「愛」という「概念」が死ぬらしい。『散歩する侵略者』に「概念」を奪われてメチャクチャなままに放置されたような世界観。間違いだらけの「愛」の実践(「講義」のバカバカしさ)から「じゃあ正解の愛ってなんだっけ」の宙づり感へ。愛の嘘を暴いて冷ややかに笑うレア・セドゥの「間違ってるのに正しい変なテロ」が不思議。 [review]
DSCH (2024年02月01日)
[投票(3)]
★3 リアリティ(2023/米)
リアリティ・ウィナーを演じるシドニー・スウィーニーが見事だ。瞳に黄金の精神を宿している。 [review]
ペンクロフ (2024年01月30日)
[投票]
★3 網走番外地(1965/日)
8畳の共同生活、懲罰房、零下20度の雪原と、極限状態に人間を置くことの好きな石井輝男の描写が冴える。追い詰められて発揮される不思議にアナーキーなエネルギー。突如噴き出すヒューマニティ。無骨さを魅力にして輝かしい。
ジェリー (2024年01月30日)
[投票]
★3 間宮兄弟(2006/日)
どちらかと言うとやや苦手な作家であった森田芳光の良さが漸く解った。一貫した「等身大」への共感と激励。☆3.7点。 [review]
死ぬまでシネマ (2024年01月30日)
[投票(1)]
★3 ミスター・ルーズベルト(2017/米)
途中までジャンル分けが難しいくらい、主人公に振り回されてあっちゃこっちゃ迷走させられる不思議な映画。
ひゅうちゃん (2024年01月30日)
[投票]
★3 ブルージェイ(2016/米)
酸いも甘いも噛み分けた、大人のみなさん向け、渋い恋愛?映画。 [review]
ひゅうちゃん (2024年01月30日)
[投票]
★2 ポラロイド(2017/米)
題名がポラロイドなのだけれど、それが活かされる部分は後の方になってから。 [review]
t3b (2024年01月30日)
[投票]
★3 波紋(2022/日)
主人公が胡散臭い宗教に嵌まってしまうのは特段珍しくもなく、あの状況では致し方ないかなとも思う。まあ個人的にはそういう類いには全く興味はない。でも人それぞれで良いと思う。「波紋」と言うより色んな意味で「破門」って感じもした。まあブラックコメディですね。 [review]
クワドラAS (2024年01月30日)
[投票]
★4 裸の太陽(1958/日)
冒頭の(クレジット開けの)ショットが、画面奥に海と海水浴場、中間に街道、手前に蒸気機関車が走る、シネスコのアスペクト比を活かした、抜群のショットだ。まるで全編を象徴するかのようだ。 [review]
ゑぎ (2024年01月29日)
[投票]
★4 オマージュ(2021/韓国)
検閲によって欠落したフィルムを追う映画人の日々に映画への熱いオマージュが感じられた。彼女は女であることから、そのフィルムの作者に自分を同一化する、、。 [review]
セント (2024年01月29日)
[投票]
★3 恋は緑の風の中(1974/日)
家城遺作はなんと性典もの。♪スーパーマンの子供はスーパーマン○ などと唄われ、本作デヴューの原田美枝子は関根恵子レベルで穏当だが、度肝を抜かされるのはその母親水野久美の家庭における激しい性解放。しかも映画は彼女を肯定し続けるのだった。脚本は娘さんか。
寒山拾得 (2024年01月29日)
[投票]
★3 風、スローダウン(1991/日)
殆ど監修井筒の作品なんだろう。快活な演出で平凡そうな五十嵐いづみが光り輝いており、らしい小ネタてんこ盛りが愉しい。ただ、収束は辛気臭すぎた。延々流れる♪大人に変わる季節がある なる演歌だけでも今から除去すべきと思われる。あと、タイトルも替えてほしい。
寒山拾得 (2024年01月29日)
[投票(1)]
★3 超能力者 未知への旅人(1994/日)
珍コンビ佐藤純彌早坂暁による『北京原人』の先行作は北京で気功。真光教の手かざしに似ているが関係ないらしい。セミドキュメントはヒーリングビデオみたいで実に胡散臭いが、ドラマは然もありなんという超能力者の受難が面白く、三浦原田も達者。
寒山拾得 (2024年01月29日)
[投票]