★4 オッペンハイマー(2023/米) |
原爆の核分裂反応が引き金となって燃焼連鎖が起こり、地球の大気がすべて燃え尽き「世界」が消滅してしまう可能性。科学者にとっては「near-zero」(ほぼ無い)のはずだった現象は、政治的にはゼロどころではなく必然だった「世界」を今、私たちが生きているということ。 [review] |
ぽんしゅう (2024年04月21日) |
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★1 君よ憤怒の河を渉れ(1976/日) |
ひどい映画だった。しかし理由をあげつらうより、海外で大ヒットした理由を考察した方がずっと意義深い。それは、1)主役キャラの一貫性と、2)シークエンス変化が大胆であること。この二つか。(劇判音楽のひどさは、この映画の金字塔なので特筆しておく) |
ジェリー (2024年04月21日) |
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★4 1900年(1976/独=仏=伊) |
長いよなあ。2回に分けて見たが、イタリアの20世紀の歴史を全くと言っていいほど知らないから、興味深かった。結局なにかの主義にとらわれるとろくな事はないというメッセージを受け取った。ファシズム、共産主義。 |
USIU (2024年04月21日) |
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★3 儀式(1971/日) |
儀式を通じて求心力を更新し続ける共同体のいやらしさが徹底的にあぶりだされる。そのとき大島渚のとった方法は「禁じ手」である。なぜなら登場人物の「過剰な」振る舞いが、儀式の「過剰さ」を告発するからだ。表現倫理を侵犯した大島渚の心の痛みが伝わってくる。 |
ジェリー (2024年04月20日) |
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★5 デューン 砂の惑星PART2(2024/米) |
復讐や恋の行く末という規定展開は加速する新たな命題付加の前に駆け足で消化され或いは放逐されていく。その物語性の脱構築とも言える試みの果ては破綻かも知れぬがシリーズPART2としてはこれでいい。端折りは細緻の極みのガジェットに糊塗されていく。 |
けにろん (2024年04月20日) |
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★4 カルメン故郷に帰る(1951/日) |
初カラーという事では、照明が丸分かりで、大いに気になった。しかし浅間の雄大な景色は見事に捉えられていて、総天然色が映えた―これが1番だ。物語も木下らしいいい話にまとまっている。 |
KEI (2024年04月20日) |
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★5 宗方姉妹(1950/日) |
今(2024)でも通用するテーマではないか。若者はいつの世も、古いのはダメだ、新しいモノでなきゃ、と言う。私も昔そうだった。でも映画じゃないが、「新しいモノって古くならないモノじゃないのか」。それならそれは何だろう、というのがテーマだ。
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KEI (2024年04月20日) |
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★3 恐ろしき結婚(1944/米) |
偏執男の異常性を明ら様に描かぬので直裁な物語強度は弱いのだが、屋敷の中に何故か巨大水槽が幾つもあったりして、それは破壊される画の為にだけ存在するみたい。そういうターナーのギミックへの拘りが最も成功してるのは冒頭の疾走する夜汽車のムード。 |
けにろん (2024年04月20日) |
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★3 アーヤと魔女(2020/日) |
娘にアーヤツール(操る)、って名付ける親のネーミングセンスを疑ってしまう。大人を操ることに長けていて自覚しているヒロイン少女ってキャラが、好感持てないや。 [review] |
AONI (2024年04月20日) |
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★4 オッペンハイマー(2023/米) |
ノーランにしては、わかりやすい映画だったけど、これから観る人は、カラーシーンはオッペンハイマー視点、モノクロはストローズ視点、ということは抑えておいたほうが混乱しないと思う。 [review] |
もがみがわ (2024年04月19日) |
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