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コメント最新お気に入り投票 (12/20)

コメント推薦者最新投票日
★4 女の歴史(1963/日)
フェミニズム前夜を背景に女だけの家の構築に向かう物語。これは優れて現代的な主題の先駆。独立独歩の淡路恵子が何気に効いている。 [review]
寒山拾得 (2019年03月15日)
けにろん2025年07月13日[投票(1)]
★3 大学の若旦那(1933/日)
1933年の清水宏はまだまだサイレント(彼のトーキー第一作は小津と同じで1936年だ)。しかし、インタータイトル(挿入字幕)のリズム、文字の量、大きさなどで良いテンポを生み出しているとは云え、もう既にほとんどトーキーの演出じゃないか。 [review]
ゑぎ (2025年07月10日)
づん2025年07月11日[投票(1)]
★3 JFK(1991/米)
結局、真実がすべて明るみに出ていない現実の中で、その壁を突き破るとうそ臭さがかえって出てくるわけで、限界は無論ある。しかしそれにしても、企画・構成・キャスティング・演出ともエンターテインメントとしてよく考え抜かれた作品と思う。
ジェリー (2004年08月23日)
モノリス砥石2025年07月07日[投票(1)]
★4 JFK(1991/米)
観た後、気になって色々本を調べた。良かれ悪しかれ問題提起として受け取るべき映画。
はしぼそがらす (2001年09月09日)
モノリス砥石, ダリア, ジェリー, AONIほか5 名2025年07月07日[投票(5)]
★3 上海特急(1932/米)
冒頭、長めのオーバーラップを重ねながら駅の雑踏のなか汽車に乗り込む人物が次々に登場。さらに列車内の人物交感に時間が費やされ、やっと動き出した機関車は無秩序な中国人の群れを押し分けながらゆっくり進む。ここまでのミニ・スペクタクルに期待はいや増す。 [review]
ぽんしゅう (2021年11月09日)
けにろん, 寒山拾得2025年07月06日[投票(2)]
★4 上海特急(1932/米)
強がりを言って、ひとりコンパートメントに戻る。右手で肩を抱く。明かりを消す。虚空を見上げる。タバコを持つ左手が震える。 [review]
ぐるぐる (2010年01月18日)
けにろん2025年07月06日[投票(1)]
★4 上海特急(1932/米)
二人の性根の座った女と、彼女たちに絡むふがいない男たちの物語。
KEI (2009年04月05日)
けにろん2025年07月06日[投票(1)]
★4 トレンケ・ラウケン(2022/アルゼンチン=独)
消えた者と探す者。探される者が探す者。探した者が失ったもの。そんな“出会わない出会い”がパート1.2、12章の出来事によって語られる。4時間30分後には伏線回収などという小細工をあざ笑うように異世界に連れていかれてしまう。解けない謎解きとして完璧な構成。 [review]
ぽんしゅう (2025年05月19日)
ゑぎ2025年07月05日[投票(1)]
★3 勝手にしやがれ(1959/仏)
手持ちノーライトカメラに時間軸無視の繋ぎや既成曲の断片使用に数多の引用など全てはここから始まった起源的価値を剥ぎ取り残るのは青臭い男女の痴話。先駆者は常に陳腐化するの例えから逃れられてるのは結局ベルモンドセバーグの魅力があるから。
けにろん (2017年02月05日)
モノリス砥石, Myurakz, ぽんしゅう2025年07月05日[投票(3)]
★5 国宝(2025/日)
血筋という浸透膜に覆われた歌舞伎界にアイデンティティを確立するために、孤児・喜久雄として人生にはサディスティックに、役者・東一郎として芸にはマゾヒスティックに運命と葛藤する男が内包した狂気を吉沢亮が発散する。久しぶりに骨のあるエンタメ邦画を観た。 [review]
ぽんしゅう (2025年06月24日)
おーい粗茶2025年07月05日[投票(1)]
★4 女の中にいる他人(1966/日)
心の揺れ動きが生々しいね [review]
TOMIMORI (2005年10月27日)
けにろん2025年07月04日[投票(1)]
★4 女の中にいる他人(1966/日)
殺人を犯して罪の意識に耐えられないから身近な人に告白し、そして自首しようとする。そりゃ苦しいだろうし自首するのは正しい。でも。 [review]
なつめ (2003年04月19日)
けにろん2025年07月04日[投票(1)]
★3 女の中にいる他人(1966/日)
こんな形のミステリーがあってもいいんだ・・・と言う新鮮な驚きがあるのは事実だが、そんな驚きだけでは映画の面白さが持続しないのもまた事実。
マッツァ (2002年08月06日)
けにろん, 直人2025年07月04日[投票(2)]
★5 ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016/米)
傑作。線路の俯瞰、というか奥に山、画面手前右から列車が走ってくるショット。この監督の画面の中でも一番の絵画的なショットじゃないかと思う。フォード的、エリセ的と云ってもいいショット。続いて街の俯瞰を繋ぐ。画面奥には冬の山が見えている。 [review]
ゑぎ (2024年03月01日)
ぽんしゅう2025年07月03日[投票(1)]
★5 ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016/米)
ジェンダー・世代・人種/社会グループという三つの不確定要素によって分断された周縁社会の今を生きる女性たちのための新たな西部劇。茫乎たる大自然の只中で拠り所を求める花のかんばせに束の間訪れる羞恥の翳り、信念の結露、多幸感の光輝、当惑の渋み、その崇高さ。まさにその一瞬に向けて、軋轢と和解、挫折と希望、巡り合わせとすれ違いの関係性の構図が、一縷の漏れもない峻厳さで設計される。MWとの三部作の見事な完結編
袋のうさぎ (2017年09月28日)
ぽんしゅう, ゑぎ2025年07月03日[投票(2)]
★3 おいしい結婚(1991/日)
毒にも薬にもならない平穏世界のロマンティックコメディを豪奢な意匠で飾り立てるところに森田流スノビズムを感じ鼻につくが、にもかかわらず、前田米造のキャメラを始め美術に至るまで当時の日本映画最高ランクの仕事は堪能できる。
けにろん (2003年12月12日)
寒山拾得, 直人2025年07月02日[投票(2)]
★2 メガロポリス(2025/米)
ラングの『メトロポリス』(1927)の子供なのは判ってたが、まさかメトロポリスより後退してるとは。 [review]
ペンクロフ (2025年06月24日)
月魚2025年06月30日[投票(1)]
★3 ぶぶ漬けどうどす(2024/日)
京都の閉鎖性も変わりゆく町家の風情もテーマとしては凡庸であり、どうせやるんやったら本当の地獄見せて欲しい。室井の腹知れなさは想定内だが小野寺若葉の異形感は独走させぬは惜しい。冨永演出のフェチズムも多少なりには垣間見えた。
けにろん (2025年06月26日)
ぽんしゅう2025年06月26日[投票(1)]
★3 ぶぶ漬けどうどす(2024/日)
自分たち「らしさ」が「であるべき」にすり替わった意固地な土地の“地縛コメディ”であり、その「であるべき」に便乗し「らしさ」を装うことに固執する保守至上思考の“自縛ホラー”ですが、滑稽にしろ恐怖にしろ理屈(常識)を突き抜けるパワーが足りずもどかしい。 [review]
ぽんしゅう (2025年06月17日)
けにろん2025年06月26日[投票(1)]
★4 ドールハウス(2025/日)
ショッキングでなく、情と怨念で怖がらせる。ホラーでなく、怪談として、存分に怖がらせてもらった。さすが矢口史靖監督というところか。怪談映画としてのつくりが、実にしっかりしていてレトロな怖さが味わえる。 [review]
シーチキン (2025年06月20日)
ダリア2025年06月24日[投票(1)]