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★3 | 安藤昇のわが逃亡とSEXの記録(1976/日) | 子分には地方に逃げとけやと司令を出しつつ自分は都内のオンナを巡り酒&SEX三昧(笑)しかも無表情でクールを装ってるがオンナに逃亡について問われると「オレは何かから逃げてるんじゃない、何かに向かって逃げてるんだ」いや、この科白は笑えたが、いつか使ってみたいパワーワードだった。 [review] | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★2 | Cloud クラウド(2024/日) | 全ての登場人物が端っから心が抜き取られたような状態でのよ〜いドンなので変化に乏しいし、ある者は無理矢理なキャラに変貌してる。しかも総じて絵面が安いし、緊迫感のないドンパチは退廃を狙ったとしても目新しさが無かった。 | けにろん | [投票(1)] |
★3 | ザ・メニュー(2022/米) | 食材に関するウンチクはなるほど高レベルなのだろうが、精神的にやってる事は小・中学生レベル。まあ、それがくだらなくて面白いっちゃおもしろいが。 [review] | DSCH, けにろん | [投票(2)] |
★4 | ちひろさん(2023/日) | 適度にローカルな焼津の港町が良い雰囲気。作品的には完全なネコちゃん映画。主人公の気まぐれでいて時には落ち込んだと思ったらニッコリ元気になるつかみどころのない、と言うかつかみどころを見つけたい思いに駆られる。でもそれを主人公本人も肩肘張らず緩〜く見つけようとしてるのかもなある意味理想的だな〜と個人的に。 | 水那岐 | [投票(1)] |
★4 | Pearl パール(2022/米) | 「X エックス」の前日譚である本作のほうが個人的には面白かった。どこかあどけない可愛らしさと抑圧的生活によって溜まる狂気。牙を剥く欲望を制御しきれなくなる変遷をミア・ゴスが好演&怪演。戦禍や疫病それによる格差助長が背景にある
暗い日常。それが家庭をそして一個人を壊していく。だが、ホ
ラーとしてのパール(真珠)は「最善」を尽くした母貝から解
き放たれ、血に染まり輝いて行くのだった。。 | DSCH | [投票(1)] |
★4 | フォロウィング(1998/英) | 主人公以外、計算高い冷徹な人間を配したことで「やられた」感覚増大。「スティング」の陽気な騙しとは対極に位置するクライムサスペンス。心の虚をつくスキマ産業にご注意。 | けにろん, t3b, わっこ, ロボトミー | [投票(4)] |
★3 | オデッセイ(2015/米) | 頭脳明晰な人達の面白くもなんともない成功譚を捻りもなく描き(前半である程度読めた Hot Stuff♪もヒントか?曲は好き)、中国の全面的な援助!という両大国に挟まれ出番無しな日本。30年前だったら、、、。で、この後実際にアメリカに次いで火星表面に探査機着陸を成功させた中国。日本はイスカンダルに行ったと喜ぶしかないのか。 | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★4 | 福田村事件(2023/日) | 監督が常々言っている「集団化」による副作用への警鐘・「真実」は多面的で重層的である。この100年前の事件は悲しいかなそれらを分かりやすく伝える為にうってつけの題材となった。 [review] | 寒山拾得, おーい粗茶, jollyjoker, けにろんほか6 名 | [投票(6)] |
★3 | 世界の終わりから(2023/日) | 物語に翻弄される主人公を演じた伊東蒼の好演が光るし、終始フツーの女子高生の感覚からはみ出ないところに寧ろヒロインとしての強度があった。作品的には彼女におんぶにだっこだったかな。 [review] | ひゅうちゃん | [投票(1)] |
★4 | 正欲(2023/日) | 劇中、ニュース映像で、あからさまなLGBTQだとか初めてのおつかいだとか流す時点で、ああ、なるほどオレ好みだなと。 [review] | ひゅうちゃん, けにろん | [投票(2)] |
★4 | 夜明けまでバス停で(2022/日) | タイトルからしてどこか負け戦的な、若しくは諦めモードな内容かと想像してた、、、例えば雨が降りしきる中、バス停でうなだれ寝落ちしてた主人公にそっと傘を差し出すような展開、、、優しい人はきっといる(はず)、みたいな [review] | セント, ぽんしゅう | [投票(2)] |
★3 | FALL/フォール(2022/米) | 映像的高度感はまずまず(中盤辺りから慣れるが)。だが、女ふたりの挑戦の動機に乗れなかった。そんな心的状況じゃやらないだろと。更に、プルプル震えるボルトや軋み音で高さ云々より躯体のヤバさを危機察知せんのか?なんかやることなすこと無謀過ぎて感覚麻痺してスリル後退。 [review] | ひゅうちゃん | [投票(1)] |
★3 | BAD LANDS バッド・ランズ(2023/日) | 主演(安藤・山田)はまずまず演じ切ったとは思うが適役だったかどうかは微妙。それは他の配役にも言えるが、時たま啖呵切ったり、ちょっとアブノーマルぶったりお茶を濁す程度で作品全体がのっぺり平坦でここぞの推進力の不在。大阪のドヤ街や基地局となるビリヤード場・廃倉庫の佇まいが良いだけに人物達がそこでコマとして均一に動いてるようにしか見えない。ピカレスクな魅力薄い「雰囲気映画」。もっと突出があっても良かった。 | ひゅうちゃん | [投票(1)] |
★3 | 聖地X(2021/日) | 「え!?」「なんで!?」「ちょ、ちょっと待って」+顔芸な「コント ドッペルゲンガー」とでも言うべきドタバタシチュエーションコメディで、ヘンテコお祓い師や海辺の朝体操等、韓国テイストなバカさ加減も加わり飽きずには観れた。が、ホラー映画としては全く機能してない(笑) 地縛霊の掘り下げやら恐怖を醸成して欲しかったが、なんか憎めない微笑ましさがある。 | けにろん | [投票(1)] |
★4 | 春に散る(2023/日) | 感覚的にザ・昭和、、、いやむしろ平成初期頃のような底辺から沸き起こる熱量。横浜流星、そして窪田正孝のボクシングスキル・好対照な人物像がちょっとした所作で明確に表現されてる素晴らしさ。その周りを囲む、淡く消えかけ寸前な中高年連中の奮起。「老い〜若き」への正攻法なバトンタッチはそれ故に個人的には刺さった。一つ言えるのはどちら(の世代にも)の希望を見出だせたという大団円は今だからこそ必要なんだと思う。 | 緑雨 | [投票(1)] |
★5 | ロストケア(2023/日) | 長いことゾンビ映画を観てきて1つ言える事は「ゾンビになる前に殺してくれ=自我を無くす事への恐怖」本作がそれと別物なのは当然だが「生命と自我」の時としてどうしようもない乖離に対する問いかけ。もちろん法治は大前提、でも、(松山)のとった選択は「苦しみ」も内包した「救い」…それがない交ぜになってるから辛い。両論併記だけど少し彼に寄るところに批判覚悟で良かったと。そこにまた「救い」があったから。 [review] | ひゅうちゃん | [投票(1)] |
★2 | サイレント・トーキョー(2020/日) | あの爆弾学校の件は「ウルトラマンレオ」のダンとゲンをやりたかったんだなと無理やり納得しない限り理解出来ん。話しは江戸川コナン不在のぼんやり都内名所巡り爆破テロ追跡映画って感じ。解除コードの意味とか言いたい事はまあ分かるが、タイムリミットサスペンスはそっちのけ。これなら「ニュー・トーキヨー」で一杯やってたほうがいいだろう。 | 死ぬまでシネマ | [投票(1)] |
★4 | 終わらない週末(2023/米) | 今時の陰謀論的な匂いを漂わせながらハッタリ描写は抑えめに、ちょっととりあえず酒でも飲んで考えようやなもうどうしようもない雰囲気&世俗的な感じがオレ的には心地良かった。まあ陰謀論か、、、、もしかしたら陰謀そのものなのかもしれないね。 [review] | ひゅうちゃん | [投票(1)] |
★2 | 聖地には蜘蛛が巣を張る(2022/デンマーク=独=スウェーデン=仏) | 宗教観はよく分からないが完全にタイトル負けしてる内容だった。似非ムチ打ち場面でアホヅラこいた主人公の笑顔に爆笑しつつ、ああたぶんこうなるんだろうなの徒労感。「浄化」というキーワードに何の疑いも持たない民衆及びその家族。まだ日本はまともなのかもしれない。一緒に観た「ロストケア」とはダンチだった。 | ひゅうちゃん | [投票(1)] |
★4 | 最後まで行く(2023/日) | 観だして直ぐ様Netflix配信の「レストレス」に似てるなと思ったら鑑賞後調べてああそうなんだと。それより本作のほうが面白かった。サスペンスフルな中、コント岡田くん的な笑える場面散見も納得の自然体がいい感じ。そして「砂漠のトカゲ」から脱け出せない奴らの最恍の初詣に献杯!あ、いや乾杯!もうどっちでもいいや!そんなノリ。 | ひゅうちゃん | [投票(1)] |