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★4 | REC レック(2007/スペイン) | 見えないものに恐怖するのが「ブレアウィッチ」なら、こちらは嫌でも主観的にそのものを見せられる恐怖だ。「所詮つくりものだから」と思いながらの鑑賞では楽しめない。いざ自分自身が閉鎖アパートに入り込んだ感覚での鑑賞が出来たとき、そのパニック&恐怖は一つの到達点へと導かれる。 [review] | t3b | [投票(1)] |
★4 | クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996/日) | 煌びやかな遊園地のちょっと裏方、まあ従業員以外立ち入り禁止の向こう側。表の賑やかさとは裏腹な無装飾な空間が気になったりもする。その辺の雰囲気作りとしんのすけの行動パターンに嘘がなく、物語の着火がスムーズ。その後はダレることなく笑いの佳境へ。本作自体が遊園地と言っていいほど時に痛快時に怪しいアトラクションが溢れていた。 | ぐ〜たらだんな, の, ぽんしゅう | [投票(3)] |
★4 | ヒルズ・ハブ・アイズ(2006/米) | 俯瞰で捉えるクレーター墓場を始めとした荒野の死闘エリアの奥行き感はオリジナルを凌ぐ。オリジナルで感じた登場人物達の行動における「?」感も是正され、納得のいく弔い合戦として集中出来た。中盤迄はトレース気味の展開だが、何故かマネキンが寛ぐ異様な村落に突入する後半は、血と砂埃にまみれたバイオレントホラーを堪能出来る。 | おーい粗茶, わっこ, ナッシュ13 | [投票(3)] |
★4 | 新・仁義の墓場(2002/日) | 「血、多めで」みたいな、こってり系リメイク。ホントにヤク中なのではないかと思わせる程に岸谷五朗の鬼神ぶりが圧巻だ。渡哲也よりも風貌的に、こいつぁヤバイぞって雰囲気が充満しててワクワクさせてくれる。ストーリーの密度というか緻密な演出の積み重ねと、所々のケレンみ描写との相性もバッチリだった。後、美木良介には惚れた。 | Myurakz, ぽんしゅう | [投票(2)] |
★4 | マッキラー(1972/伊) | 四方を緑に囲まれた一見のどかなイタリアの田舎町、という舞台がいい。ミステリーとしては捨て石連発の展開に面食らう部分もあるが、程よく練られたプロットと言えるし、ブロンド美女の艶かしさにも参ってしまった。突然ロックやバラードが流れるリンチシーンの異様なテンションも、監督のオーラが存分に発散されてると確信した! [review] | t3b, ドド | [投票(2)] |
★5 | ジェイコブス・ラダー(1990/米) | 死ぬ前に一度は見ておきたいニューロティックスリラーの傑作。オチが拍子抜けとかそういうレベルの問題ではない。このオチを持ってきてこそ成り立つ複雑怪奇な、そして晴れやかな異次元ワールド。もう冒頭からその扉は開かれ、誰かがそっと手招きし観る者を幻惑させてくれます。非日常的な映像センス・匙加減が抜群(地下鉄・病院怖っ!) | 大魔人, tkcrows, ボイス母 | [投票(3)] |
★2 | NEXT -ネクスト-(2007/米) | ほんの2分先が見える主人公といいながら、そんな地味な設定じゃ盛り上がらんだろ!と言わんばかりに後半はもう「そりゃ透視能力とちゃうんか?」とツッコミを入れざるを得ないエスパー指揮官ぶり。緻密なSFを全く特色のないドンパチアクションにしか撮れなくなった現状に対してこそN・ケイジはその困ったちゃん顔を向けなければなるまい。 | けにろん | [投票(1)] |
★3 | スピード・レーサー(2008/米) | 俺的にはレース中よりそれ以外のドラマ部分の方が退屈しなかった。なんかもうレース映像は何でもありのオンパレードで、ドライブテクというより車が勝手に反応してくれてドライバーは歯食いしばったりヒャッホー!と雄叫びあげてりゃOKみたいな、人馬一体感の欠如。レース一家の団結・再生はガチなので尚更その乖離が目立ってしょーがない。 | ぽんしゅう, けにろん | [投票(2)] |
★3 | ファントム(1998/米) | 出だしは「おっ、いいかな」ってかんじだが、話し進むにつれタバコの本数増え、ラストは「またそれかい!」みたいな。まあでもギリギリ及第点。 | Madoka | [投票(1)] |
★4 | クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998/日) | まずは屋形船に園児たちという組み合わせに「おおっ」とセンスを感じる。先生がカラオケを熱唱する袂で、天ぷらを食らうナメー気なガキども、うん素晴らしい画だ。今回は登場キャラがほぼ全員魅力的で、特に尻フェチ博士とつぶらな瞳のオカマ助手コンビが気に入った。でもやはり真打は電脳空間で笑いと涙の両方をさらったしんのすけとブタさん。ラストもいいね。 | 水那岐 | [投票(1)] |
★2 | クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(2007/日) | 冒頭のケツ星人のいかにも「今回は下ネタ強化でいきますよ!」といった宣伝マン的ノリにやな予感が・・・。的中。下ネタばかりで笑わせようとするのがクドい。が、しかしそれ以上に野原家・京本軍団・歌劇団の三つ巴スタイルに必然性を感じないのが痛い。また、シロのいじらしい感情表現でだいぶ助かってるが、愛犬をダシに家族の絆を描くのはあまり感心しない。 | ダリア | [投票(1)] |
★3 | クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004/日) | カスカベ座の良く分からない存在理由はともかく、あの古びた館内・不条理感抜群の怪しげな投射光を放つ映写機・そして若干ノイズが入っているようにも見える人影ちらつく荒野の映像。物語の導入としては好みなテイスト。何となく「ウエストワールド」の世界観に戦隊モノを強引に加味した構成も悪くなく、何より封印されてたのがアレとは妙に納得。 | 水那岐 | [投票(1)] |
★4 | クレヨンしんちゃん 爆発! 温泉わくわく大決戦(1999/日) | 温泉の精が言う「温泉は体の垢だけじゃなく心の垢も落とす」に我々温泉天国日本の住人は納得する。みさえと喧嘩中のひろしが言った「湯に流そうぜ」なんてのはまさにコテコテ日本流の洒落だね。その温泉において拮抗する組織の両ボス。名前もそうだが、コテコテの脱力ストレート馬鹿っぷりが可笑しかった。そして「混浴主義」と書かれた掛け軸に、夢をみる。 | sawa:38, 水那岐 | [投票(2)] |
★4 | アンダーワールド(2003/米=独=ハンガリー=英) | 吸血鬼・狼男という古典的なキャラに、ハイテク要素を上手くブチ込んだ匙加減。その世界観に自然と引き込まれた。そして何より、あの髪型からか、スリムで上品な若奥様といった感じのベッキンセールが八面六臂の活躍。しかも至ってクールなのがいい。「硝酸銀弾」「紫外線弾」のエフェクトも気に入った。 | ロープブレーク, わっこ | [投票(2)] |
★5 | クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002/日) | 廉ちゃんとお又のおじさんの悲恋に「反則だろそりゃ…」と思いつつも、「野原一家ファイヤー!」の団結力に燃え、あの時代における人々の細やかな描写に感心、合戦場面の臨場感に拍手。そして全てはあの一点に集約されたラストシーン。遥かなる時空越境感に想いを馳せる。今回は脇役だが前半は笑いも取ったし、しんのすけの成長物語と捉えられるのもいいね。 | 水那岐 | [投票(1)] |
★2 | 不都合な真実(2006/米) | はっきり言って「地球は今…温暖化の危機」みたいなNHK特番かなんかを見れば充分。別にゴアさんの笑えないジョークを聞きたかったわけじゃない。エンドロールの押し付けがましさも嫌だ。多少大袈裟でもいいからもっと危機感を煽ってくれないと俺みたいに途中で寝る奴続出だ。データよりまず人を惹きつける事が先決。選挙も映画も。 | 24, takamari, 牛乳瓶 | [投票(3)] |
★4 | クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001/日) | 両親に大阪万博に連れて行ってもらったのがまだ3歳の時で記憶は全くないと言っていい。でも何故か「太陽の塔」のビジュアルイメージには“あの頃”の懐かしさだけを感じてしまう。過去を積極的に懐かしむのが好きな私は、本作の最終的なメッセージに頷きつつも、一抹の寂しさも拭えないという、微妙な感覚の鑑賞(感傷)後だった。 | 水那岐 | [投票(1)] |
★4 | ボーン・アルティメイタム(2007/米) | 最終章にしてアクション面においては「やりたい事は全てやった」という充実感に溢れている。ただ、このシリーズの基本骨子“デジタル追跡網に対し、肉体・五感をフル活用したアナログレジスタンスで乗り切る”スタイルが最高潮な割りに、もう一本の柱である自分探しの内的苦悩・真実はやや尻すぼみ。まあ、でもいいシリーズだった。何か「お疲れさんっ」て感じです。 | カルヤ | [投票(1)] |
★4 | パンズ・ラビリンス(2006/メキシコ=スペイン) | 過酷な現実からの妄想逃避だとしたら、やたらグロで複雑過ぎる気がする。私は端っから王女復活の物語と信じ切り、適度に可愛くも微妙に可愛くなくも見える少女(ものすごい美少女じゃないのがいい)の頑張り屋さんぶりに目を離す事が出来なかった。ラストの感慨深い表裏一体感に多大な貢献をした冷酷無比な大尉の存在も忘れてはならない。 | ぽんしゅう, けにろん | [投票(2)] |
★4 | バンテージ・ポイント(2008/米) | 勝手に予想してた「誰の視点が驚愕の真実を捉えるのか」みたいな期待は中盤に差し掛かる辺りで吹っ飛んだが、後半のカーチェイスのぶっ飛び様が見事にカバー!?連鎖反応を起す化学式をスピーディーに反復し超分かりやすく解説してくれたようなスッキリ感がいい。D・クエイドの渋さも光ったが、F・ウィテカーはやや頑張り過ぎだったような。 | おーい粗茶, 甘崎庵 | [投票(2)] |