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寒山拾得さんのお気に入りコメント(140/167)

好色一代男(1961/日)★4 女子は生臭い、だから愛しい。う〜ん、なるほど。 [review] ()[投票(7)]
好色一代男(1961/日)★4 中村鴈治郎の守銭奴ぶりを拝めるだけで元が取れる爆笑劇だが、市川雷蔵の一貫性には戦慄すら覚える。彼の好色・女性崇拝を「人間らしい」と云えるとして、しかし、およそ人間はここまで一貫した生物ではない。市川は「人間らしさ」の怪物である。原作準拠とは云えラストの出航もやはり常軌を逸している。 (3819695)[投票(1)]
そして父になる(2013/日)★4 赤ん坊の取り違えがモチーフだが、テーマはそこではなくタイトルにあり。 [review] (おーい粗茶)[投票(5)]
東京上空いらっしゃいませ(1990/日)★4 相米慎二にはずっとずっとこのような小品を撮り続けて欲しかった。このような誰にも真似のできない異彩を放つ小品こそ、相米の真骨頂ではないか。 [review] (ゑぎ)[投票(6)]
ウディ・アレンのバナナ(1971/米)★5 ウディ・アレンは自分の弱点を知っている。(2011/02/07) [review] (chokobo)[投票(2)]
ウディ・アレンのバナナ(1971/米)★4 スピード感とバカバカしさにかけては『ウィークエンド』級。冒頭のカラフルなスタッフロールとかゴダールを感じるんですけど・・・ダメ? (マッツァ)[投票(2)]
ニワトリはハダシだ(2003/日)★3 田舎町からこういう話はあり得ないと思うがそれは映画だから赦す。…と言いたいのだが、余りにあり得ない話で様々な現実を同時に撃とうというのは難しいのであった。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
ニワトリはハダシだ(2003/日)★3 なるほど、森崎東の怒りを思い切り叩きつけた「怒劇」なのはよく判った。しかし、その俎上に知的障害者問題、在日問題、警察の汚職や暴力団との癒着、果ては天皇制まで上げてしまおうというのは無理があり過ぎた。そのせいで描かれるべき一家族の成り立ちの描写が弱くなってしまったのは惜しまれる点である。 (水那岐)[投票(3)]
クワイエットルームにようこそ(2007/日)★3 いつもの一気呵成でノリの良い演出に非凡さを感じるが、女たちに松尾スズキが何を見い出そうとしたのかが最後まで判らなかった。隔離された者とは強制的に存在の背景を奪われた者であり、そこに臭ったり立ち現れる背景の気配こそが時代と人を描くことだと思う。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
新宿スワン(2014/日)★2 園子温に普通の商業映画なんか求めてないんだ。こんな生ぬるい園子温なんか観たくねーんだよ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
ピクニック(1936/仏)★4 本作を見てまず誰もが驚くことになるのが、冒頭の、カフェの男二人が窓を開け放つ場面だろう。四角い窓で切り取られた向こうに、庭でブランコ遊びをする女が縦構図で出現し、目に飛び込んでくる。それはまさに目に飛び込んでくる、という表現がぴったりの衝撃だ。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
海街diary(2015/日)★4 長澤まさみのサービスカットに引っ張られた感はあるものの、三姉妹+妹のそれぞれに魅力的な個性が発揮され、眺めているだけで眼福の2時間。悪い人が一人も出てこないが、そんな中でも緊張と緩和とをいっぺんに引き受ける大竹しのぶの存在感はやはり凄い。 [review] (緑雨)[投票(3)]
たそがれ酒場(1955/日)★4 歌がどれほど政治的なものかよく分かる映画。同時に映画がどれほど歌に振り回されるかもよく分かる映画。ついでに政治と言われるものがどれほど身近にあるものかすらよく分かってしまう映画。 (マリオ・フーパー)[投票(1)]
ウェスト・サイド物語(1961/米)★3 チャキリスが1984年のNHKドラマに小泉八雲役で出ているのを見た母は、「ジ、ジョージ!」と叫んだ後、涙ぐんでいた。 (高円寺までダッシュ)[投票(5)]
深夜の告白(1944/米)★4 フレッド・マクマレーがなぜ、危険な橋を渡るのかという点の説得力が弱い。バーバラ・スタンウィックとのアレがよほどいいんだろうな。 (黒魔羅)[投票(2)]
第9地区(2009/米=ニュージーランド)★3 差別を描いているのではなく、差別を込めている [review] (Bunge)[投票(3)]
ハサミ男(2004/日)★4 米2大サイコホラーをミックスしたかの如きオリジナリティの欠如に加え豊川麻生コンビにも最早新味の欠片も無い。ただ池田の演出が正面から衒いなく収斂しゆく「愛」と「再生」の物語に向き合うので魅せられる。要はええかっこしじゃないのだ。 (けにろん)[投票(1)]
血は渇いてる(1960/日)★3 笑うセールスマンだなこれ。 (pinkblue)[投票(1)]
初恋のきた道(2000/中国)★5 人を好きになるという1点だけを描き映画はここまで持たせられるものだったのかという驚きは絶えなき手法変革中毒イーモウの敢えての陳腐が皮相に倍加する。ツィイーちゃん可愛やは淡彩背景でピンク映えの色計算で無敵レベル。ビッチ本質が隠し味。 (けにろん)[投票(4)]
ノックアウト(1914/米)★3 ドタバタは喜劇の基本だと改めて認識。しかし主人公のアーバックルよりチョイ役のチャップリンが一番面白かった。ロープを使ってのギャグ。周りが拳闘でワイワイやっているのに・・・何度思い出しても笑える。 (KEI)[投票(1)]