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週一本さんのお気に入りコメント(2/32)

リコリス・ピザ(2021/米)★4 恋する若者は走る。怠惰なオレの代わりに若者が走ってくれてんだ、人生の断面を生きてみせてんだ、と思うと泣いちゃうんだよな。 [review] (ペンクロフ)[投票(3)]
ジャッキー・ブラウン(1997/米)★4 香港映画を観た黒人は45口径を2丁買う。(「スペインの雨は主に荒野に降る」みたいだ) [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
フレンチ・ディスパッチ(2021/米)★3 厳密な規則はカラーとモノクロ、2種類の画面サイズの使い分けだけ。縦/横、高/低、奥行き、寄り/引きと奔放な視点移動と目まぐるしいカットつなぎに圧倒される。そのルール無視ぶりは喜劇という"優柔”を借りて意味や必然を無化して物語を語る挑戦的な実験に見えた。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
リメンバー・ミー(2017/米)★4 マリーゴールドの花びらがふりしきる魔術的リアリズムただよう美しさ(まさにガルシア=マルケス「百年の孤独」におけるホセ・アルカディオ・ブエンディーアの死を想起させられました)や入国&出国ゲートでのレトロフューチャー感あるお茶目さときたら! [review] (tredair)[投票(2)]
ライトハウス(2019/米)★4 潜在的欲望と罪悪感で自分の首を絞め、現実も夢想も全てが懲罰の暗示になってしまい、閉鎖空間でクソまみれになって自滅する。それが古臭い男根的価値観に根差していることなどへの嗤い・諧謔を含むことなども含めて『シャイニング』(当然にキューブリック版)っぽい、というのが素朴な感想。霧笛がめっちゃ禍々しくて素晴らしい。(注:レビューにいくつかの性的表現を含みます。少し追記) [review] (DSCH)[投票(3)]
ライトハウス(2019/米)★4 これは面白い!随所に、ぶっ飛んだ演出が現れるので、ずっとニヤケながら見ることができる。でも、ぶっ飛んだ演出以前に、本作の基調となる、全編に亘る面白さの仕掛けを考えてみよう。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
ブロンコ・ビリー(1980/米)★5 イーストウッドの最高傑作を決めることなんて畏れ多くて私にはとてもできないが、しかし単純に最も好きなイーストウッド映画を選べ、と云われたら、私はこの作品を挙げるだろう。どこまでも優しく、厳しい映画。 [review] (3819695)[投票(3)]
ファーゴ(1996/米)★4 映画史に残るような傑作ではないにしても、作り手の「悪意」をここまで作品に落とし込むことができるというのはやはり並大抵の技術でできることではないし、何より演出と脚本が噛み合っている証拠だろう。 [review] (3819695)[投票(1)]
カビリアの夜(1957/伊)★5 自分を知る(悟る) [review] (ルミちゃん)[投票(3)]
カビリアの夜(1957/伊)★3 主人公の娼婦をフェリーニの奥さんであるジュリエッタ・マシーナが演技を通り越して、役そのもののような存在感で映画の中を”生きている”。彼女のマンボのダンスの生き生きとした動きは絶品。そしてこの映画のラストの表情は一生忘れられない。 (ina)[投票(2)]
カビリアの夜(1957/伊)★5 もうこれ以上は、何も失うものがない。 [review] (booca)[投票(4)]
カビリアの夜(1957/伊)★5 フェリーニは世界最高峰のヘタウマ監督だ! [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
カビリアの夜(1957/伊)★5 女である苦しみ、人である叫びの苦悩、目が良すぎるがために暗部の深淵を見過ぎてしまう事の奇蹟。平穏無事な生活・人生の流れの下にある不完全な素晴らしい価値観は、一度死の淵という媒介者を通さなければ真に誕生しないのか。素晴らしい素質であればあるほどに、それは絶対避けては通れぬ茨の道なのか。 [review] (ジャイアント白田)[投票(3)]
カビリアの夜(1957/伊)★5 前半☆4つと思ったが、マリア参拝からの展開がすばらしい!もう大絶賛! [review] (ぱーこ)[投票(13)]
カビリアの夜(1957/伊)★4 裏切られて裏切られた自分をなくして落ち込んでいった先に主人公は悟る・・生きていく事の意志を。ジュリエッタの眉毛においてまでの演技がすばらしい。 (入江たか男)[投票(4)]
カビリアの夜(1957/伊)★4 たしかに身につまされるおもいで観た。でもさいごには力強さを感じたな。 (ちわわ)[投票(2)]
カビリアの夜(1957/伊)★4 これほど素晴らしいラストシーンはない。カビリアの様に生きれる人間なんていないし、生きたいとも思わないが、フェリーニには、人間への真摯な愛を感じる。 (kirin)[投票(5)]
カビリアの夜(1957/伊)★5 ラストの解釈を私も考えてみた(『カビリア』『』『8 1/2』のネタバレあり)。〔追記しました〕 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
クライ・マッチョ(2021/米)★4 一発のパンチで死んじゃう領域に至った爺さんが、それでも過度にマッチョでなく適度に女好きで当たり前にモテる知足の境地を煩悩のかけらもなく提示した遺言。苦み走って吐き捨てる定番ガッデムは自筆での刻印。総括を枯淡で通せるイーストウッドの役徳。 (けにろん)[投票(6)]
ジョーカー(2019/米)★3 トランプがあおりにあおった米国ルサンチマンの煮凝りのような映画。意図はわかる。感心しないのは下等な甘辛さに仕上がっていることで、徹底的にネグレクトされ続けた人間の悪への転生を見どころとしたかったのだろうが、古臭い。人間の壊れやすさを描きたかったのだとすれば、100倍の解像度が要る時代になった。 (ジェリー)[投票(4)]