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pinkmoonさんのお気に入りコメント(5/6)

スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団(2010/米=英=カナダ)★5 全編、TVゲームやコミックの世界観炸裂で、ゲームオタクのスコットとヒロインのラモーナの元カレが戦うアクションシーンはTVゲームをモチーフにしたバトルが展開され、非常に面白い上に斬新。バトル方法もあらゆるジャンルのゲームのバリエーションに富んでおり、このアクションを見るだけでも充分見どころがある。 [review] (わっこ)[投票(2)]
悪人(2010/日)★5 今かろうじてその日を耐え、生きている人たち。底辺を支える肉体労働者の若者。叔父の経営する解体作業を黙々とこなす。家に帰れば離れたところにある風呂場へ寒いのに裸のままで移動するしょぼい家屋。そして、 [review] (セント)[投票(12)]
ミスター・ノーバディ(2009/仏=独=ベルギー=カナダ)★4 随分と凝った映画作りで、映画オタクのための映画とも言えるぐらいの重層的な造り込みだ。何と、この映画は人間が死ぬ時に思い浮かべるタラレバの世界を何通りも映像化して見せるのである。 [review] (セント)[投票(2)]
SUPER 8 スーパーエイト(2011/米)★3 都合よすぎの作り過ぎ。人情ドラマと破壊SFXのバランス悪し。ET+STAND BY ME+GOONIESだがいずれも二番煎じ。役者とwalkmanが良かった。1979にsuper8で撮った8mmを編集していたのでそれは個人的にタイムリーだった。 (ぱーこ)[投票(3)]
パルプ・フィクション(1994/米)★5 人の営為には煎じ詰めれば意味あることなんて何も無い。小癪な達観だが強烈なウィットが全てのシーンを被い工夫が効いていてダルに流すところが全く無い。まともなことは悉く避け脚本構成やキャスティングは全て1回捻って戻している。天才的と言うしかない。 (けにろん)[投票(3)]
グラン・トリノ(2008/米)★5 これは『ラスト・シューティスト』ではないのだ。かつてジョン・ウェインロン・ハワードにそうしたように、イーストウッドは少年に「銃の撃ち方」を教えることをしない。彼が教えてみせるのは「恋愛の始め方」であり「男の話し方」に過ぎない。『グラン・トリノ』は世界一感動的な「教育」の映画だ。 [review] (3819695)[投票(27)]
ダークナイト(2008/米)★5 旧来型の道徳的正義は、仮面をつけることの特権性と欺瞞性に苦悩する。そして、支配ではなく君臨に意義を見出す絶対悪は、二者択一の無意味さと危うさに酔いしれる。クリストファー・ノーランが描く容赦なき暴力と破壊の連鎖に、今日的価値の混乱と倒錯がみえる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(14)]
エレファント(2003/米)★5 彼らの肩越しに、向こう側を覗いたところで何かが見えるわけではない。彼らが見ているのと同じ日常があるだけだ。ただ確実なのは、その日常が限りなく不確実だということだけだ。次の瞬間、何かが起きても起きなくても、それが生きているということなのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(15)]
エターナル・サンシャイン(2004/米)★5 失われたものに対する記憶は切ない追憶としてなら永遠に煌めき続けるとしても、それを引き戻すにはリアルな現実に直面しないといけない。カウフマンの脳天気なだけじゃない現実認識と圧倒的構成力。演出と撮影も精緻を極める。 (けにろん)[投票(13)]
奇跡(2011/日)★5 大人から見てささいな、あるいは非現実的なことであったとしても、奇跡を起こしてでもかなえたいという願いを抱いている子供の将来は、無限の可能性に満ちているのだ。何故なら奇跡に向かって無心で情熱を注げる子供の純度は、必ずや彼らの未来を担保するからだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
奇跡(2011/日)★5 是枝らしからぬ“善”に満ちた物語。この映画自体が奇跡だ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(6)]
ブラック・スワン(2010/米)★3 非常に面白いし、ナタリー・ポートマンの演技はオスカーにふさわしい高度なレベルに達していると思うが、過剰なCGと「びっくり演出」が全てを台無しにしている。 [review] (サイモン64)[投票(5)]
グッドフェローズ(1990/米)★5 歴史面・人物面・演出面。全て言うことなし。スコセッシ作品では最も好きな作品です。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
グッドフェローズ(1990/米)★5 既存の商業主義に馴れ合いつつもポイントごとに特異な異質感が滲み出る。尖った技巧のオンパレードとウェルメイドな凡庸の端境点。物語に準拠せず闊達な語り口に拘泥した或る意味でのスコセッシのピークであり90年代以降のランドマーク。 (けにろん)[投票(2)]
NINE(2009/米)★3 女性を観るべき作品なのに、上手かったと言えるのは男性陣ばかり。 [review] (甘崎庵)[投票(5)]
パブリック・エネミーズ(2009/米)★3 見所はコティヤール。「オスカー女優という肩書き」だけの存在だった前半と違い、「変装」以降の後半は水を得た魚のように、活き活きとしていた。 [review] (プロキオン14)[投票(1)]
NINE(2009/米)★3 微妙な違和感が拭いがたい。デイ=ルイスフェリーニではなくゴダールな感じだし、ローレンではなくカルディナーレだろうとも思う。別物ならば徹底的にと思うのだ。唯一それが炸裂するハドソンのナンバーは哀しくも線香花火だった。 (けにろん)[投票(3)]
エターナル・サンシャイン(2004/米)★5 映画館で2度鑑賞して脚本とDVDまで買った映画は他に無い。そしてついでにAlexander Popeの詩集まで買ってしまった私。 [review] (ころ阿弥)[投票(9)]
ノルウェイの森(2010/日)★1 想像し得る限り、最低の結果。 [review] (田邉 晴彦)[投票(9)]
ノルウェイの森(2010/日)★2 ソフィスティケートされた風景と人間のプロフィール…そこがリー・ピンビンのカメラによる、この退屈な日常と去勢されたエロスの綴れ織りに与えられた唯一の美点ではないか。トラン・アン・ユンはただ均一で起伏のない物語の羅列を行なうのみであり、松山ケンイチ水原希子の気迫ある演技も、菊地凛子のロリータ的なんちゃって清純派演技の寒さに相殺される。 (水那岐)[投票(5)]