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[コメント] ジャッキー・コーガン(2012/米)

レイ・リオッタの殴られるシーンがやけにリアル。発砲シーンの超スローモーションがやたらと幻想的。薬漬け野郎の主観ショットはクドい上に凡庸と思う。
G31

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 映画によく出てくる超一流の悪党たちではなく、一流半から二、三流を描いた、佳作でも★3つ止りという感じの地味目な佳作。

 序盤、頭が悪く語彙も乏しいチンピラどもの描写が延々と続き、ブラッド・ピットが出てこない。ブラピがほんのちょっとゲスト的に出演したのをパッケージの表紙にして、いかにもブラピ映画みたいな宣伝をした、日本では劇場未公開のドB級映画でも掴まされたかと思った(ブラピ・ファンの妻が借りてきた)。

 賭場強盗の場面に、ショボい犯罪なりの緊張感、があり、印象が変わった(直後にブラピも出てきた。ばっちりブラピ映画だった)。

 説明や説明台詞を極力廃し、基本、コマコマとした細部描写でキャラクターを作り上げていく作品。そうして形作られていくキャラクターが一流半から二、三流というところに、この映画の面白味があるのだけど、やはり痛快さには欠ける。

 すべてのキャラクターを成形し終えたところでスパッと終る終り方は潔いと思う。

 主役の殺し屋(ブラピ)によるトマス・ジェファーソン批判(奴隷の黒人女性をレイプしてはらませた云々)は、相手からの人格否定に瞬発的に反論した無駄口の類い(実は知性的なキャラクターという)で、映画のメッセージや主張とは結び付けて考えなかった。

75/100(17/12/30見)

(評価:★3)

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