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[コメント] ジョン・ウィック(2014/米=カナダ=中国)

勿体ぶった場面描写のわりに、人物造形・ストーリー構成が素直。「お帰り、キアヌ」感すら漂う、深刻さのない暗黒社会という久々の世界観だった。
G31

**ネタバレ注意**
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 手前の敵を殴って動きを止めておき、奥からくる敵を先に射殺、その後、手前のにもとどめを差すてな“ガン殺陣”は新鮮ではあった。殺し屋業界の“業界ネタ”的ユーモアもピリッと効いてた。ジョン、ヴィゴ、マーカス、パーキンスなど、登場人物のネーミングがシンプルで、かつ被りがなく、覚えやすかった。ただ、序盤が勿体ぶった場面描写だったわりに、その後の人物造形・ストーリー構成が素直で、やや肩透かしな作品だった。

 最初、主人公の妻は何者かに狙われ、殺されたという設定かと思った。すぐに病死だったと明示もされるが、ただの過剰描写か、それとも何かの伏線かと、心の中で保留しながら見ることになった。

 マーカス(ウィレム・デフォー)との関係もそう。雨の墓地での如何にも“訳あり感”の邂逅シーン。なのに、親友の殺しを引き受ける? 確かにほかにも殺し屋が雇われることを確認してからの受諾だったが、親友を他の殺し屋から救う、そんな一筋縄の設定だったとは・・・という感じである。

75/100(18/01/13見)

(評価:★3)

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