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[コメント] キングコング:髑髏島の巨神(2017/米)

もし僕が戦場で死ぬ兵士だったら、上官には、こういう本気で部下の死を悼む人物(サミュエル)であってほしいが・・・いや、死んだ兵士の身内であったなら。
G31

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 「コング、あんたこそ真の王様(キング)だよ」といったコメントにしようと思ってました。最後はトカゲの親分の舌を引っこ抜くので、地獄の閻魔様かもしれませんが。キングコングという素材に潜む、本来こうあるべきという、正調キングコング・ストーリーを探り当てた作品。そんなものを観せてもらった思いでした。コングを見世物として米本土に連れて来たりしないし、金髪白人の美女に惚れさせたりしないのです(紅一点の女性写真家は、たくましくも笑顔の綺麗な人ではありました。が、コングが彼女に示した優しさは、惚れたというのとは違うように思います)。

 がしかし。エンドロールの後にもうひとくさりエピソードが。なるほど原題はKing KongではなくてただのKongなんですね(邦題は例によっていとも簡単にキングコングとしちゃってますが)。おそらく次作では決勝戦があって、そこで本当にコングがキングの座を勝ち取るのでしょう(じゃないと映画にならないし、本作でコングのファンになった観客が許さない)。全然違うかもですが。

 でもほんと、手に汗にぎる(もしくは劇場の椅子の上で体を固くする)映像体験でした。確かに僕は格闘技とか観るのわりと好きです。初作(1933年版)もキングコングとティラノサウルス(と僕には見えた)のファイトシーンに最も興奮を覚えました(そこ以外のエピソードは全体的に今一つでした)。本編の怪獣同士の闘いは実に充実していました。ヘリが叩き落とされるシーンも見事でした。人間も、変に嫌味なだけの奴とか出てこなくて良かったです。こういうの好きな人には完成度の高い作品と思います。

 こういうのって・・・・・こういうのです。

90/100(17/05/06見)

(評価:★5)

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