[コメント] 逆噴射家族(1984/日)
メガホンも小林よしのりがとったのでは?と思わせるくらい漫画チックで、映画としては鑑賞に耐えない。
漫画のコマ割りをそのまま映像にしたようなこの映画はなんなんだよ。
『ローズ家の戦争』と見比べると、ハリウッド映画のどこが良くて日本映画のどこが駄目かよく分かる(小林よしのり自身は、「ローズ家の戦争」は「逆噴射家族」のパクリだと言っている)。
漫画にコマ割りや吹き出しといった独自の「決めごと」があるように、映画にだってあるわけ。決めごとが全然守られてなくて、観るに耐えないのが(多くの)日本映画。いや、わかっててそれを崩すってんならまだいいんだけど、わかってないってことがわかってないのが、日本映画の本当に駄目な所なんだよなー。もちろんわかってる監督もいるけどさ。
『アメリカン・ビューティ』とじゃ映画の出来においてメジャーリーグとリトルリーグくらいの差があるよ。だいたい主張も違うじゃんか。
追記:小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」は歴史に残る漫画なので、日本人と生まれて読まないのは損です。
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