[コメント] 日本侠客伝 花と龍(1969/日)
純子、下ろし髪似合わず。でも初めて“緋牡丹”を拝みました。きれいかー。
♪イヤじゃありませんか、塀の中〜、って歌がいつも幕間にかかってて、耳にこびりついて離れない。中野仁侠映画入門@中野武蔵野ホールも3週目に入り、佳境に入ってまいりました(?)。
***
健サン(金五郎)と二谷英明(太田)の関係ってほとんどホモだよな。手なんか握り合っちゃって。よく知らないけど任侠道ってそういう見立てが出来るのかしら。女の入り込む余地があるわきゃないわな。照れで「好き」と言えないというより、ほんとにどうとも想ってないと思えないでもない。
いっつも悪役で出てくる天津敏(この作品だと敵対勢力・伊崎組の組長役)、タッパもあってガタイもよく、なかなか魅力的な悪党を演じてるんだけど、結構いい加減な扱われ方をされててなんかかわいそう。
どーでもいーことばかり書いてるけど、ほんと映画がそうなんだもん。二つの話を強引に一本の映画に入れ込んで、バランスが悪くなってても全然お構いなし。大事な仕事の前の貴重な数日間に姿をくらましてる(しかも女の所で)ボーシン(棒心?)なんて、ちっとも“侠”じゃない。だいたい主役がタマ井キン五郎とおマンって、極めて初歩的な所だけど、やっぱり引っかかる。そんなんでいいんかい?!と。
個人的には緋牡丹・お龍(藤純子)の“緋牡丹”が初めて見られてヨカッタ!(この作品中では「お京」という名前だったけど。)背中じゃなくて肩だったのがチト残念。
60/100(02/05/12見)
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。