[コメント] 華岡青洲の妻(1967/日)
「女のどろりとした情念」を描かせたら右に出るもののいない保造ちゃんが、いずれ「嫁と姑の事情」をテーマに撮るのは必然だったか。
でもいまいち大河ドラマ風で、起承転結が散漫なんだよな。嫁入り前から延々と描かれるが、青洲が京から戻ってくるとこから始めてもよかったんじゃない? 娘時代を演じる若尾文子にはさすがに無理があったし、年(実年齢)相応になってからようやくストーリーも生き生きし始めたから。
それにしても乳がん切除シーンの特撮技術は、昔とはいえ、もう少しなんとかならなかったんかのう。
65/100(01/10/07記)
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