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[コメント] マトリックス レボリューションズ(2003/米)

スーパーコミックリスティックエクスピアリドーシャスな映画(適切な賛辞が思い浮かばないので作ってみた)。
G31

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 先週、先々週に続き、BS日テレの放映で観ました。劇場版オリジナルも公開当時に観てますが、前作「リローデッド」よりさらに記憶が少ない。ネオが目隠しにバンダナ巻いてた光景とかをなんとなく。・・・新鮮に観られて良かったです(同じ感想)。

 話は、収束はしました。でも何というか、空気人形の空気がぬけたみたいなシュワシュワへなへな〜という感じの収束。「ザイオン」(リアル人間たちが住む要塞みたいな地下都市)へのコンピューターからの襲撃をくい止めて、映画は終りました。「マトリックス」に繋がれた無数の一般人たちはそのままです。彼らを解放することが当初の目的だった(初作ではそう提示された)はずですが。

 ただ、マトリックス内でのネオとスミスの大死闘。ここを最大最後の見せ場とすることに、納得性はありました。本シリーズって、結局こういう作品だったんだよなあ(苦笑)という。見応えはありましたし。潔さに感心もしました。広げた風呂敷・・・とか言う方が野暮というものでしょう(か)。

 ザイオンのコンクリートドームを巨大なドリルが突き崩し、その穴から何千何万もの機械蛸(センティネル?)が侵入して来るという、ザイオン攻防戦のシーケンス、僕は退屈でした。モビルスーツ(?)を着込んで孤軍奮闘するミフネ船長のシーンも、濃い表情の熱い芝居のできる俳優さんだなあと思いながら見ていましたが、興奮するほどではないです。だからでしょう、作品の印象は全般的に退屈でした。

 漫画、漫画的、いずれも違う。コミック的、のがまだふさわしいか。コミカルというと別の意味になってしまう。コミックリー。コミックリスティック。いっそ(↑コメントへ)

75/100(21/11/21見)

 追記)前作のラストで、リアル世界にいるはずなのに、ネオが手をかざすだけで蛸の襲撃をくい止めるというシーンがありました。え。ここも別のマトリックス内みたいな二重構造の話だったら白けるな。と思って見ましたので、そんなんでなくて良かったです(←ほんとに忘れてる)。なんか、ネオの能力は、コンピューターのプログラムにも一部影響を及ぼせるみたいなことだったようです。そんな理屈はないから、超人と化してたことは間違いないですが。

 追記2)今年、18年振りにできた続編。たぶん観に行くんじゃないかなあ。

   ☆  ☆  ☆

(これまでのコメント&レビュー)

だったら初めから青いピル飲んどきゃよかったじゃねえか。

青だか赤だか忘れたけどさ。

絵ヅラは楽しめた。

(評価:★3)

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