[コメント] パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト(2006/米)
ゆるぽ。とにかく全体的に「緩」みっ放し。展開だけが「急」。
よくもまぁ、こんなにダラダラダラダラと立茶番を見せてくれるものだ。登場人物たちは、やたらと何かとドタバタアタフタしているのに、何か危機感や緊張感といったものがなく、物語も「凪ぎ」状態。
ハラハラ手に汗握るはずのアクションも、いい加減飽きてきて、「もういいよ」。水車のところなんて、そのうち、ハツカネズミがおもちゃの輪で遊んでるみたいに見えてきて。
笑えるはずのコメディータッチも、キャラが立ってないし、何の意外性もなく予想通りで、まるでオバケ屋敷の人形がオートマティックに喋っているようで、苦笑い。これなら、TV『学校へ行こう!』で子どもと絡んでるジョニデの方がいいよ。
それでも耐えて、腰の痛さにも耐えて、3時間近い長尺に耐えて、耐えまくって、結局オチなしサプライズ "to be continued" って、そりゃないよ。
さらに長い長いクレジットに耐えて、次回予告でもやってくれるのかと思いきや、「ハァ?そんなのどーでもいいよー」ってなオマケ付き。
とにかく全体的に緩みっ放し。展開だけが「急」。TDLって行ったことないんだけど、この映画に喩えられてるアトラクションって、こんなにユルいのでしょうか?
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