[コメント] トリュフォーの思春期(1976/仏)
フランスでの少年時代を懐かしく思い、郷愁に駆られた。
ウソだよーん。十代後半で夏休み留学してたことはありますが。
でも、行ったこともないフランスの学校に行った気分になり、やったこともないイタズラの数々に「やった、やった」と頷き、あったかもしれない淡い恋心にチョッピリ思いを馳せて、いつしかフランス人いんやティエール市民になった気になってたりして、頬弛みっ放し。それだけで「トリュフォーやっぱ凄いぞ!」と思うのであります、ハイ。こりゃ全部見直さないといかんなあ。『アメリカの夜』でボイス母さんがコメントで仰るとおり、トリュフォーは大人の味かも。
「すべての詩は郷愁を歌うためにある」とは誰のことばだったか、この「懐かしさ」こそ、映画に限らず他の芸術を通じてでも、味わうことが稀有な、僕にとっては大切な感激です。ああ、やっぱり大人の味かも。
ところで、オープニングの登校(?)のシークエンスは、『大人は判ってくれない』と対になってますよね?
emauさん、素敵な映画ご紹介ありがとうございます。いつかきっと相関図完成させてくださいね。
〔★4.5〕
[9.11.01]
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