[コメント] 道(1954/伊)
「われのみや夜船は漕ぐと思へれば沖べの方に楫の音すなり」作者未詳歌
ザンパノとジェルソミーナに、僕の大好きなこの歌を捧げます。
孤独な長旅を往く「小石」の僕にとって、ザンパノの慟哭は心の警笛、ジェルソミーナの輝く瞳は心のともし火。
人として生きる、その喜びと哀しみの原点が、その魂を揺さぶる歌が、このフィルムにはあります。
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追記:歌の現代語訳
「自分だけが夜の海でひとり船を漕いでいる思っていたら、沖の方で船を漕ぐ櫂の音が聞こえてくる。同じように海を旅する人があるのだ。」
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