ひょっとしたらコントになっちゃうんだろうなと覚悟もして（？）観ていたからそこそこ楽しめた。

質感の伴ったCGは大善戦で，「実写でこう置き換えたい」との愛が伝わってくる。

だがお話の大前提が“嘘”だった，“勘”だったとあっては笑えない。

椅子からずり落ちそうになった。

まんまコントである。想像を越えたコントである。

旧作への敬意の念があるのなら，そこをいじっちゃいけない。

改変どころを決定的に間違えていたと思う。

そんな作品になってしまって悲しい。