ハリウッド映画で良くあるおとぎ話風の物語。その中でも出来が良い部類に入ると思う。オーロラの影響で３０年前に死んだ親父から無線が入るというネタは、むしろＳＦ作家でも「ありえねえ」もしくは「ベタすぎる」と避ける話かもしれない。しかも無線によって死んだ親父を救い、その関係で母親が殺されてしまうなど、色々な仕掛けもある。「未来がこう変わったんなら過去はこうなるんじゃ…」と、観客に気付かせるくらいの軽い謎解きが随所にあり、最後までハラハラさせられました。４点は娯楽作という、良い意味でＢ級テイスト映画だったんで。良い仕事してます。本当は５点。