[コメント] パッション(1982/スイス=仏)
光・・・。映画全体にただよう厳かな雰囲気に圧倒された。イザベル・ユペールとハンナ・シグラの対比もいい。
何を隠そう、僕がゴダールではじめてみたのがこの作品でした。そのときのショックはいまでも覚えています。音楽のつかいかたもすばらしい。判った判らないとかの話でなくて、ただただ好きなのです。
最初の飛行機雲、終わりの雪のシーン。中間のユペールが川のほとりを歩くシーン。見所がたくさん。
[追記]この映画では、ごく日常の生活のなかから、何かにすがらざるをえない、信じざるをえない気持ちがたちあらわれるさまを、うつしだされているのではあるまいか?
光は隠喩的だ。
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