同じ時間同じ場所で起きた事件をそれぞれの視点で見せるという 手法にちょっと惹かれて鑑賞した作品です。

お話はいたってシンプル。 大統領が凶弾に倒れる。 その犯人を探すのだ！

わずかな証拠は、大統領が撃たれる前に向かいの建物に怪しい人影があったこと。 ＴＶ局が写したテープ。一般人が写したビデオカメラ。 そこに写っているものは？

なんとなくだけど犯人もすぐにわかっちゃう。 よくよく考えるとおかしいもん。

それでも、次から次へと巻き戻しが入ります。

「えっ！また巻き戻し？」と4回目くらいでちょっと、げんなり。 やっぱり、飽きちゃうんだもん。

だだ、狙撃の方法には、びっくりしました。 いまや、ＩＴはどんなこともできるのね。（笑） そこだけは、う〜ん。とうなりました。

そして、なぞだけが残る。 あの、殺された警官は一体なにがしたかったのだろう・・。 あの、モバイル男はどうして、この計画をたちあげたのだろう？ あの、女は何者だったのだろう？ あの、スナイパーはどこで訓練してあんなに立派な暗殺者になったのだろう？ あの、スナイパーの弟はなんで拉致られたんだろう？ あの、シークレットサービスから寝返った男はなにがしたかったんだろう？ ・・・だれか教えてください。

しかし、まぁ、アメリカ人はどうしても、 アラブ諸国を敵視しているとしか考えられない作品だな。

ちゃんとしたヒトもいるんだけどなぁ？ まあ、とりあえず、大統領は無事だったらいいのかいな？ ほかの人たちは散々なお話です。

2008.03.09　映画館にて鑑賞