[コメント] 宇宙大戦争(1959/日)
何の驚きも不思議も感じさせないまま、当たり前のように異星人と開戦していく展開の淡白さが疑問。が、宇宙に飛び出してから俄然盛り上がる。
レトロフューチャーなロケットが光線をうちまくるドッグファイト、月面探査機、基地内や船内のセットの精緻かつ重厚さ、重力光線でまくれあがって壊れる都市のイメージなどが、まさにSFしていて素晴らしい。
SFの魅力って、つまるところその作品が「SFしている」かどうかというところにあると思う(SF魂が宿っているというか何と言うか、「心意気」ですかね?)。最近の洗練されたかっこよさみたいなのはないかも知れないが、これはSF好きは愛さずにいられないのではないでしょうか?
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